2008年 泰
ジャンル・アクション
監督・プラッチャヤー・ピンゲーオ
主演・ジージャー・ヤーニン
ゼンは見ただけであらゆる格闘技を会得できる才能の持ち主なのです。
跳躍系の多いテコンドーと、ムエタイによる肘や膝の打撃を組み合わせたスタイルは、蝶のように舞い蜂のように刺すという言葉がぴったり。
間違っても彼女に蹴られたいなどという横島な考えは過りません。
しかしヤーニンは撮影中に何度も怪我をしてしまう程、真に体を張れるアクション女優です。
不注意による怪我ではなく、怪我をしてもおかしくないシーンばかりなのです。
ただこの作品以降は大人し目の物が多く、ぱっとしません。
やはり女子として同様のアクションにチャレンジしていけば、そのうち大事に至ると判断されたのかもしれません。
残念ではありますが、それほど本作の内容は衝撃的です。
間違いなく後生に残る作品です。