週一映画館

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映画のレビューと音楽活動、筋トレブログです。

ロケットランちゃん(終活)

嫁さんにエバンゲリオンの絵を描くよう頼まれていたので、ついでにうる星やつらも。

ラン「おんどれラムぅ!ちょこまか動きくさってからに!今日という今日は決着つけたる!」
ラム「ランちゃんやめるっちゃ!危ないっちゃ~」
という一幕を想定して描いてみました。
タイトルは「ロケットランちゃん」です。

B5コピー紙に描いてアクリル絵の具で着色。
絵を切り抜いて青紙に乗せ、100均の額縁に入れました。

これも終活の一環です。
自分が居た証として、何かしら創作物を残しておかないと・・。
創作のメインは楽曲ですが、絵もたまに描きたくなるのです。

『コカイン・ベア』ラリックマ?!

2023年 米
ジャンル・コメディホラー
監督・エリザベス・バンクス
主演・マーゴ・マーティンデイル

 

飛行機から森へ落とされた大量のコカイン
ジャンキーとなったが、森へ入ってきた人々を襲うモンスター?パニックムービー。

熊の動きにはモーションキャプチャーが使われていてそこそこリアル(演技しているのは人間だけど)。
CGの出来もまぁまぁ
熊に襲われるシーンはそれなりに見応えあり。
ここがショボいと他がどんなに良くても駄作になってしまいます。
その点本作は良い感じのB級映画に仕上がってます。ただしあくまでコメディなので、言うほどの緊迫感はありません。
死んだふりしてる人間の上で熊が寝ちゃったり。
ラリってる時の描写はギャグそのもの。
ちょっと勿体ない気もします。

え?!実話・・?ないない。
コカイン食ったまでは本当らしいですけどね、実際はそれが原因で死んじゃったみたいです。

ただオバさん保安官と熊の対決はずっと見てたいくらい面白い。
担架ごと車から放り出されて、アスファルトに顔面擦るシーンは最高。関係ないけど、本作の監督が女性というのは驚き。
そこそこグロシーンもあったんですけどねぇ。

 

60
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『死霊創世紀』窓多すぎ

1990年 米
ジャンル・ホラー
監督・トム・サヴィーニ
主演・トニー・トッド

 

ロメロ監督のナイトオブザリビングデッドトムサヴィーニがリメイク。
白黒からカラーになったことは勿論、ヒロインのバーバラ強キャラに変更したことで、実に現代的な映画になっていると思います。
個人的には本家よりも好きだったりします。

ゾンビから身を守るため、偶然同じ屋根の下に集まった男女7人(夏物語)。
窓を全部塞いで脱出の機を伺った方がいいと言う明石家さん・・いやベンと、地下に立て籠るのが安全だと言うクーパー
二人の対立が物語の肝となります。
地下は確かに上より安全だとは思いますが、もし事態が好転しなければ逆に地下に閉じ込められてしまうことになります。
果たして最後に生き残るのは・・?冒頭に出てくる尻丸出しプゾンビ(男の尻なんぞみたくねぇ)が印象的。
ヨタヨタ歩きになってるのが、ゾンビ化のせいなのかスーツがずってるせいなのか(笑)
ていうか徐々にスーツ脱げて(ずって)くのやめい!
そもそもなんでスーツの後ろ全部裂けてんのよ?
こいつへのツッコミだけで映画終わってまうわ。

特殊メイクにサヴィーニが入ってないせいか、グロシーンは結構控えめ。

 

70

『おもいでぽろぽろ』大人が見るべきジブリ

1991年 日
ジャンル・アニメ
監督・高畑勲
声・柳葉敏郎

 

従兄弟同士って結構できるんですね?!
けど従兄弟同士って何かちょっと・・偏見と言われればそうかもですが、自分は拒否反応でちゃいますね。
そもそも田舎だと恋愛対象になる相手が少ないから、許容範囲になってしまうのかな?
トシオをあえて従兄弟(設定)にしたのも、より田舎(閉鎖的な場所)の物語として信憑性をもたせるためだったのかもしれませんね。
普通なら従兄弟の同級生とかでいいはずですから。それにしてもトシオは良い奴。
自分の車なのに同乗者に「音楽かけていい?」って言える気遣い。
育ちの良さが出てますね。

タエ子も素敵。
少女期の思い出や疑問をずっと持ち続けてる人って魅力的に見えるんですよ。
純粋なんだなって。
ただ悪く言えば大人になり切れてない部分もあるわけで・・。

エンディングは秀逸ですね。
成長した自分を未成熟だった頃の自分が見送ってくれる・・実にいい描写。
手を振る少女期のタエ子が「おめでとう。でもわたしのことも忘れないでね。」って言ってるように見えてぐっとくる・・ていうか泣いちゃう。

子供の時はイマイチだったけど、大人になってから見返して凄く良い映画だと気づいた作品。

 

100
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好きな怪談3選+1

自分は怪談が大好きです。
特に稲川淳二さんの怪談は秀逸ですね。
作り話だと分かっていてもゾッとさせられます。
そもそも怪談は落語みたいなものですからね。
実話かどうかより、いかに怖く聞かせられるかが重要なんです。
自分もたまに寝る時嫁さんに聞かせるのですが上手く話せません。
嫁さん必ず途中で寝てしまいます(寂)。

そんなわけで今回は稲川さんの怪談から、個人的に怖いと思った話を3つご紹介します。
ざっと噛み砕いて話の内容を書きますが、本家のお話はYOUTUBE等で聞けますので、興味のある方は是非。
怖いですよ~。

①・・・からの電話

大学の卒業旅行でA君の貸し別荘へ泊りにやってきたB君C君
海でひとしきり遊んだその日の夜、別荘に電話が鳴り響く。
A君が出ると「あなた・・・でしょ」という女の声。
・・・の部分はテープの早送りのようなキュルキュルキュルという音が鳴ってて聞き取れない。
A君が「誰?」と聞いても「あなた(キュルキュルキュル)でしょ」しか返ってこない。
気持ち悪くなって電話を切ってしまったA君。
このことを二人に話し、その日は幕を閉じる。

後日B君とC君だけが別荘をあとにするが、数日後、A君が海で溺死したと訃報がはいる。
その後同じ内容の電話がC君の元へかかってくるが、C君もA君同様電話を切ってしまった。
嫌な予感がしてB君へ「電話に気をつけろ」と促すC君だったが、その日C君は電車にはねられて死んでしまう。

それから電話を受けないよう注意していたB君だったが、ある日の夜うっかり電話を取ってしまう・・。
「あなた(キュルキュルキュル)でしょ」
ついにきた・・A君もC君も電話を切って亡くなってしまった。
B君は電話を切らずひたすら受話器に耳を傾ける。
ひたすら繰り返される「あなた(キュルキュルキュル)でしょ」という言葉。
やがて夜が明け始めた頃、次第にテープの早送り部分がゆっくりになっていき、徐々に聞き取れるようになってくる。

「あなた・・・・んでしょ」
「あなた・・たいんでしょ」
「あなたしにたいんでしょ」

「あなた死にたいんでしょ」
それを聞いたB君は我に返り「俺は死にたくない!」といって電話を切る。
その後その電話がかかってくることはなくなり、B君も健在です。

②北海道の花嫁

Aさんが伯父さんから聞いた話。
学生時分に北海道の牧場でアルバイトをしていた伯父さん。
勤め先の娘と仲良くなり「いつか結婚しよう」などと話していましたが、地元へ帰るとそんなこともすっかり忘れていました。

久々に旅行で北海道をおとずれた伯父さんは、懐かしさから例の牧場を訪ねてみました。
そこでは葬儀が行われていて、伯父さんは両親から娘が昨日亡くなったと聞かされます。
「今日は是非うちに泊まってくれ娘も喜ぶ」と言われ、その日の夜は牧場に泊まることに。

翌朝目覚めると、腕に何やらずっしりとした重さとざわっとした感触。
誰かが自分の腕を枕にして眠っている。
「ぎゃーーーー」
伯父さんが飛び起きるとそこに眠っていたのは、なんと娘だったのです。
幽霊とかではなく、生身の人間。
しかし確かに死んでいて、装束にはあちこち土が付いている。
それを見た両親は「可哀そうに。死んでなお、君のことが恋しくなりこうして墓から出てきたんだね」と言う。

そして遺体を再度埋葬した日の翌朝、またしても伯父さんは悲鳴を上げて目覚めました。
昨日と同じ。娘がいる。
流石に気味悪く感じた伯父さんは、どうやって娘の遺体がこの部屋にやってきているのかを確かめたいと、部屋にビデオカメラを設置することに。
ひょっとして誰かが遺体を部屋に運んでいるのでは?そう思いながら眠りについた伯父さん。

翌朝・・やはり娘の遺体は部屋にありました。
さっそくビデオを確認すると・・深夜2時ころを過ぎたあたり、部屋のふすまがすーーっと開き、誰かの足が入り込んできたのが見える。
腕には娘の遺体が抱えられている。
その人物の顔は・・なんと伯父さん本人だったのです。

③三面鏡

出張で広島県に来ていた岡本さん
帰りに突発性の大地震にみまわれ、高速道路が封鎖。やむなく地元の宿発施設に泊まることに。

古びた旅館だったが客が多く、岡本さんは普段使っていない部屋に案内される。
備え付けの風呂があったものの、改装中の張り紙がしてある。
好奇心から扉を開けると浴槽の隅に線香が立てられている。
不気味に思った岡本さんだったが、今更部屋を変えてくれとも言えない。

さっさと寝てしまおうと布団に入ったが、ふいに部屋にある三面鏡がキィ・・と音をたてて開いた。
建て付けが悪いのかと思い鏡を閉じたが、またしばらくするとキィ・・
今度は布団の中からそれを見ていると、ゆっくりと左の扉が開いていく。
左の鏡には襖を挟んだ隣の部屋が映り込んでいる。
ゆっくりと開いていく扉。

ふいに頭から血を流した女が映り込む。
真ん中の鏡には自分の姿が映っている。
鏡越しにその女と目があった瞬間、襖から白い手が伸びてきて岡本さんの腕を掴んだ。

岡本さんは気を失ってしまう。
翌日そのことを番頭に話すと、実は以前その部屋で殺人事件があったという。

 

稲川さんの怪談と言えば生き人形が有名ですが、あんまり長いと自分も寝てしまいます。15分くらいの短いはなしが好きです。
怪談ではないのですが、個人的に怖いと思った話をもうひとつ。
言わずとしれたギャグアニメ、天才バカボンで放送された謎の恐怖回。

④かわった友だち

パパには30年来の友人がいるが、一度も顔を見たことがない。
今日こそは顔をみてやると意気込み、友人宅を訪れるパパ。
奥さんも子供もいるが、友人同様、しか見せない。

襖を開け無理やり顔を見ようとすると消えてしまう。
何故顔をみせないのか?と聞くと、顔を見せない主義なのだと言う。
その日夕食をご馳走になるが、うっかり鍋をカセットコンロごとひっくり返してしまう。
あっという間に火に包まれる友人宅。
パパは慌てて外へ出るが、友人は出てこない。
焼け跡からは一家の手の骨だけが見つかる・・。

以上、好きな怪談3選+1でした。
自分もオリジナルの怪談を持っているので、機会があればまた紹介したいと思います。

『野獣死すべし』なんじゃこりゃぁあ・・

1980年 日
ジャンル・ドラマ
監督・村川透
主演・松田優作

 

警官を殺して奪った銃でカジノを襲撃、次いで銀行強盗を企てる伊達松田優作)。
柏木は容疑者として伊達をマークし、執拗に後を追う。

銀行強盗のシーンと、電車内での伊達と柏木の対峙シーンが見物。
普通銀行強盗って脅すだけで、よほどのことがない限り人を撃ったりしないものですよね?
次から次へと撃つわ撃つわ。
容赦のない大殺戮。
本当は人殺しが目的なんじゃないかってくらい・・?小人の話の面白さもさることながら、松田優作の話し方に引き込まれます。
柏木は話の間ずっと一人ロシアンルーレットやらされてるわけですが、こんな状況でよく話の内容が頭に入ってくるなと。
いや、むしろこんな状況だからこそ鮮明に聞こえてくるのか(神経が研ぎ澄まされて)?

終盤の伊達の壊れっぷりも面白い。
松田優作のこういう演技好きだわ〜。
ラストはジーパンのあの名台詞が頭をよぎります。

 

90
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ダイエットに最適な筋トレ

ダイエット目的で筋トレを始める人は多いかと思います。
けど全然痩せない・・何故か?

お腹の肉を減らすには腹筋だ」とクランチやプランクをやってみたり、「筋トレといえばダンベルだな」とか「スクワットも基本だな」と見当違いの種目を選んでいるのです。

正直これらの種目はおデブでもできます。
「できない無理」とはならないので、とりあえずやり始めることはできるでしょう。
それが落とし穴です。
中途半端に「やっている」という満足感を得てしまっているせいで、体重管理が緩慢になっているのです。

そもそも本当に痩せたいなら、トレーニングなどしなくても食べなければ痩せるのです。
ダイエットは食事をいかにコントロールできるかが全てです。
結論、筋トレをして痩せたいなら懸垂一択です。
懸垂は体重と最も密接している種目です。
たいして筋力がなくても痩せていれば1~2回できますが、太っていれば1回すら難しいのです。

懸垂をすれば痩せるわけではありません。
懸垂が数回できる体(体重)を目指すために懸垂をやるのです。
体重計にのるよりも、実際に自分の体で体重を感じることが重要です。

「太ってるから無理」と言ってるうちは、一生痩せません。
まずはアシストゴムやジャンプ等を使ってなんちゃって懸垂から始めます。
「ひぃひぃ」言ってやるのです。
そして自分の体重を日々思い知るのです。

筋トレによるダイエットで重要なのは、やったから痩せるという思い込みではなく、痩せないとできないという切迫感、痩せてるからこそ出来ているという充実感(体重をキープしていくうえで)です。
それが食事コントロールへの意識に繋がるのです。