週一映画館

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映画のレビューと音楽活動、筋トレブログです。

『 エクソシスト ディレクターズカット版』海外で最も怖いと称されるオカルトホラー

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2000年米
ジャンル・ホラー
監督・ウィリアム・フリードキン
主演・リンダ・ブレア

言わずと知れた悪魔祓いを題材にしたホラーの古典。
こちらは未公開シーンを足して再上映されたもの。

悪魔という抽象的な存在を含め、いかにリアルな事の様に見せられるかがカギとなる作品です。

このリアルな事の様にというのが、実に微妙でさじ加減が難しいと思うのです。
とことんリアルを突き詰めてしまえば、映画として全く面白くなくなってしまいます。
視聴者を冷めさせないギリギリの嘘が必要になってきます。
話に信憑性を持たせたまま、尚且つ映画として楽しませるのは容易ではないです。
リーガンの首がギリギリと回るのは、まさにギリギリの嘘であったように思います。

以降、数々の同ジャンル作品が世に出ていますが、未だこれに並ぶ作品を知りません。
これが完成形である所以です。

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キンダーマン警部は、カラス神父ジョン・ガーフィールドサルミネオに似ていると言っていましたが、わたしはスタローンにそっくりとおもいました。
トレーナー姿で走っている姿はまんまです。
この映画が『ロッキー』以降に撮られていたら、きっと警部の台詞も違っていたのではないでしょうか。
ちなみにロッキーは1976年です。

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評価:100