週一映画館

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映画のレビューと音楽活動、筋トレブログです。

『ハード・トゥ・キル』セガール無双の原点

f:id:guiter8888:20191029102423j:plain1990年日
ジャンル・アクション
監督・ブルース・マルムース
主演・スティーヴン・セガール


マフィアと組んで上院議員の座を狙うトレント
セガールトレントとマフィアとの密会現場を撮影することに成功するが、証拠隠滅のため家族共々葬り去られてしまう。

数あるセガール作品の中で、わたしが最もお勧めしたいのがこれです。
誰と闘っても窮地に陥らない、無敵のセガールアクションの原点です。

セガールは中途半端に窮地に陥ったりしないのです。
陥る時は死んでしまうのですよ。
流石です!!
そして安定の蘇り!!復讐と言う名のセガール無双の始まりです。

セガールブルースリー同様、役とはいえ無様にやられるのが嫌いなんでしょうか。

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わたしが一番好きなシーンは、コンビニで暴漢を撃退するシーンです。
相手をとことん小馬鹿にしたスタイルは見ていてスカッとします。

「俺の方が身長が高いから怖いか?」と膝をついて挑発するシーンは最高ですね。
こんな風に闘えたらと、男なら誰もが思ってしまいますよ。

セガールに泥臭いアクションは似合いません。
スーツ姿で華麗に相手をいなしてこそのセガールです。
セガールジャッキーブルース・ウィリスのようにひぃひぃ言いながら闘う姿も見てみたい気がしますが。

本作ではいろんなセガールファッションが楽しめるのも見所の一つです。
稽古中のダサいバンダナ姿のセガール、髭もじゃパジャマ姿のセガール、革ジャンジーンズのセガール、そしてスーツ姿のセガール
どのセガールもセクシーですね。

唯一残念なのは、セガールの嫁さんが殺されるシーンにイマイチ感情移入できないところです。
嫁さんとの絡みがS●Xシーンだけでは当然です。
復活してから違う女性とエッチしてしまうし・・稽古中に思い出す嫁さんとの回想シーンも希薄で、いまいちセガールの悲哀が伝わってきません。
BGMのサックスが空回りしています。


評価:70