先日ラジオから流れてきた、「どうして僕は我慢ができないのですか？」という小学生男子（以下A君）の質問。
一瞬性に関する悩みなのかと思ってしまいましたが、どうも「ゲームが途中でやめられない(決められた時間で止めなくてはいけないと分かってはいても止められない《止める事を我慢できない》という事らしい。」
やってるゲームはマリオとか。
※【ちなみにこの記事は、ゲームを批判するものではありません。
あくまでA君の質問に対する方法を思案したものです。】
ゲスト先生の回答は、自分が止めなくちゃと思っている時、その状況と心境をメモするべきだと。
あとでそのメモを自己分析すれば、止められない理由がわかる、と。
う～ん・・先生をディスる気はないんですけど、これはちょっとゲームについてあまりよく分かってない人の回答だと思うし、小学生には高度過ぎやしないかと・・。
そもそもゲームは途中で止められない様作ってあるのです。
中毒性のある物を作るのがゲーム作りの第一コンセプトです。
途中で止められない理由は大きく二つあります。
①勝つまで止められない（勝敗系）。
②クリアするまで止められない（探求系）。
①に関してはゲームに限らず大人でさえコントロールできない人が沢山います（パチンコとか）。
自分の心境をメモしたくらいで止められたら、破産する人もなくなるでしょうに。
ゲーム自体を止める（卒業する）となればいささか大変ですが、A君の場合は「途中で止めたい」という事なので、いくらか容易だと思います。
何かに夢中になっている時に、一気にクールダウンする（冷める）方法です。
これは実際わたしがゲームに夢中になっていた時に行っていた方法です。
よーくよ～く考えるのです。
今自分がやっているそれ（ゲーム）が、本当に自分にとって価値があるものなのか？他にやらなければならない事を放ってでもやらなければならない事なのか？（ここが重要です。やりたい事なのかではなく、やらなければならない事なのかという事）
途中で止めたいという考えに至っているのなら、すぐにその熱は引いていくはずです。
あくまでゲーム＜他の事という概念をもっている事が前提ですが。
・・・これも子供には高度かな・・？
衝動買いなど無駄な買い物をしそうになった時に自問自答しませんか？
これは本当に自分にとって必要な物なのか？他に買わなければならない物を我慢してでも買わなければならない物なのか？と。
無駄使いが我慢できません。どうしたら我慢できますか？という大人にも当てはまる方法です。
