週一映画館

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映画のレビューと音楽活動、筋トレブログです。

『ボヘミアンラプソディ』ザ、スーパースター

いンf:id:guiter8888:20201016121343p:plain2018年 米
ジャンル・ドラマ
監督・ブライアン・シンガー
主演・ラミ・マレック


フレディ・マーキュリー
の自伝映画です。

彼に僅かな関心もない人には、面白くもなんともない作品かもしれませんが、そんな人はまぁいないでしょう。
世界レベルで、これ程ビジュアル的にも音楽的にもインパクトのあるミュージシャンはいませんから。

タンクトップから覗く胸毛、綺麗に揃えられた口ひげスタイル、そしてクイーンというバンド名からはおおよそ想像できない骨太なロック

わたしこそクイーンの楽曲は指で数えられるほどしか知りませんでしたから、これを機会に色々聞けて良かったです。
アルバムも聞いてみました。

この映画でフレディの歯の事も初めてしりましたが、身体的な病でさえも、彼にとっては強みだったんですね。
バイセクシャルであったことはあえて公言はしていなかったようですが、今こうして映画にして振り返ってみると、やはり彼を象徴する上でなくてはならないエピソードだったと思います。

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最後のライブシーンは実際の映像が残っているようなので、いかに忠実に再現されているかを比べてみるのも面白いかと思います。

実際のライブでも、最後にフレディがステージにキスを投げてましたが、あれは映画の内容通り両親に向けた物だったのでしょうか?

それにしても皆似てますねー。
ここ(キャスト)本当重要ですから。
ドンフライじゃなくて良かった。
ブライアン・メイなんか本人レベルです。

とはいえコアなファンにとっては所詮偽物、あえて見る理由も価値もないのかもしれません。
楽曲作成の裏側など、ファンが欲しそうな部分を控えめに撮ってあるのも、初めからライト層を狙って作ってあるのが分かります。
ファンになるきっかけとしては良い作品だと思います。

映画の評価となると難しいですが、これほどのスーパースターですよ。
演者さん達も相当な気負いがあったはずですし、駄作になろう(できる)はずがありません。

評価:80