1978年 米
ジャンル・ホラー
監督・ジョン・カーペンター
主演・ジェイミー・リー・カーティス
近年、ヒロインのローリー役を再びジェイミーが演じる事で話題となった「ハロウィン」の第一作。
幼少期に姉を殺害したサイコパス、マイケル。
大人になったマイケルは精神病院を抜け出し、再び自分の町へ舞い戻る・・。
神出鬼没でゆっくり相手を追い詰めて行くそのスタイルは、13金のジェイソンに大きな影響を与えた気がします。
ちなみに13金は1980年。
ブギーマンの肩越しから覗くカットがなんとも不気味。
静かでシリアスな展開が続きますが、突っ込みどころ満載で、黙って視聴していられません。
有名なクローゼットでの対決?シーンですが、針金ハンガーを素手でほどいて真っ直ぐに伸ばすのは、あんな一瞬では無理です。
ましてやそれで包丁をもって襲いかかる相手の目を刺すなど、アサシンレベルです。
それをあんなパニックの中で素早く正確に。
「違ーう!木のやつ!」と言っていた武田鉄也も改心してしまう程の妙技です。
そして極めつけ、最後の畳みかけるようなアトラクション。
完全にオバケ屋敷です。
誰かがスイッチで操作しているとしか思えないタイミングで次々と現れる死体。
絶叫するジェイミーは本当良いお客様です。
絶叫クイーンと呼ばれるだけの事はあります。
関係ないですけど、リンダ役のP・J・ソールズは可愛いですね。
評価:100点