1957年 米
ジャンル・サスペンス
監督・シドニー・ルメット
主演・ヘンリー・フォンダ
親殺しの罪に問われてしまった少年。
父親からDVを受けていた事が原因か?
弁護士は特に反論もせず、裁判の結果は12人の陪審員に委ねられる。
有罪で死刑一択となれば、容易に有罪を主張できません。
もっと軽い刑はないのでしょうか?
無罪か死刑かって極端過ぎな気が・・。
これでは有罪を主張してる側が、あまりに外道に見えてしまいます。 もっと身勝手で凶悪な犯罪であった方が、一人だけ反旗を翻えしている男が、どう言い分を通してくるのかを楽しめたのですが。
自分も有罪派に紛れ、無罪を主張してくる男と戦いたかったのが本音です。
そして見事に偏った考え方を中和してもらいたかった。
わたしなどは、日本の少年犯罪に対する処遇において日々憤りをかんじてますから。
思っていたのと違っていたので個人的評価は低いですが、密室劇としては時間も短く、中々面白かったです。
評価:60点