2005年 米
ジャンル・ホラー
監督・ジョン・ギャラガー
主演・クリスタ・アレン
一軒のバーに集う、一癖も三癖もある常連客達。
そこへ突如現れた銃を持った男。
「お前らの救世主だ」、男がそう言った次の瞬間・・・。
モンスターに襲われるシーンで使われる、やたら目まぐるしいカット割りが結構ストレス。
登場人物達がパニックに陥っている時の視覚を表すための手法なのだと分かってはいるのですが。
良くも悪くも途中から慣れて、というかどうでもよくなってきます。
所詮低予算のB級モンスターパニック(失礼)、クオリティを求めても粗探しにしかなりません。
が、何やら肉襦袢を覆った汚ならしいずんぐりむっくり妖怪が、終盤その肉襦袢を突き破り正体を表した時のインパクトは中々のものです。
それまでのもどかしいカメラワークを払拭するかのような、爽快な人体破壊を見せてくれます。
そして女の強さ!!
おろおろわたわたする男共を尻目に、化け物を撲殺するヒロイン2。
化け物の歯が一本一本折れていく姿はなんとも無残。
止めのフィスト(FIST)はタイトルにかけているのでしょうか?
あるあるも多いですが、意外な展開も多くそこそこ楽しめます。
続編も〇、3作目で大コケしてます。
評価:50点