誰もが陥ってしまうかもしれない境遇と葛藤、そこをえぐりとる内容、むしろ教習所で見せられるショートムービー的な物を期待していたのですが。
轢き逃げは物語の導入であり、本筋ではなかったようです。
轢き逃げは物語の導入であり、本筋ではなかったようです。
現実逃避に走る秀一と輝。
二人の心理描写が結構リアルで引き込まれます。
ミステリーとしては面白いのですが、轢き逃げという事件の性質上、どうやっても被害遺族の一方的な気持ちの整理、という形でしか決着のつけようがないのは悔しい限りです。
評価:60点