週一映画館

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映画のレビューと音楽活動、筋トレブログです。

『僕らの七日間戦争』子供の頃面白かった映画は大人になって見ても面白いのか?

f:id:guiter8888:20210907142614p:plain1988年 日
ジャンル・ドラマ
監督・菅原比呂志
主演・宮沢りえ

 

中学1年の少年少女達が、学校の行きすぎた指導に反旗を翻す。

宮沢りえのデビュー作であり、本人にとっても思い入れのある作品とのこと。
自分も含め、当時この映画に触れた小中学生のみに価値のある、タイムカプセル的作品だと思います。

当時の感動がただの「子供だまし」として上書きされるのが怖くて、大人になってからは一度も鑑賞していませんでした。
果てして、子供の頃面白かった映画は大人になって見ても面白いのか?

結果、突っ込みどころ満載ではあったものの、当時とはまた違った感動がありました。
ほぼ(9割9分)ノスタルジーですが。

f:id:guiter8888:20210907142456p:plain一番の突っ込みどころは、誰でも入れるような所に動く戦車(国の所有物)が放置されていること。
これにより最終的に警察の機動部隊まで出てくるのですが、乱闘は終始中学生有利。
ラストの打ち上げ花火とかも今考えると本当あり得ません(どうやってあれだけの大規模な花火を作ったのかと)。
同時に、ここで素直に感動できない自分を悲しく思います。

TMの曲は映画の内容にぴったりで、スタンドバイミーにおけるキングの曲並みの力を感じます。

 

80