1988年 日
ジャンル・ドラマ
監督・菅原比呂志
主演・宮沢りえ
中学1年の少年少女達が、学校の行きすぎた指導に反旗を翻す。
宮沢りえのデビュー作であり、本人にとっても思い入れのある作品とのこと。
自分も含め、当時この映画に触れた小中学生のみに価値のある、タイムカプセル的作品だと思います。
当時の感動がただの「子供だまし」として上書きされるのが怖くて、大人になってからは一度も鑑賞していませんでした。
果てして、子供の頃面白かった映画は大人になって見ても面白いのか?
結果、突っ込みどころ満載ではあったものの、当時とはまた違った感動がありました。
ほぼ(9割9分)ノスタルジーですが。
一番の突っ込みどころは、誰でも入れるような所に動く戦車(国の所有物)が放置されていること。
これにより最終的に警察の機動部隊まで出てくるのですが、乱闘は終始中学生有利。
ラストの打ち上げ花火とかも今考えると本当あり得ません(どうやってあれだけの大規模な花火を作ったのかと)。
同時に、ここで素直に感動できない自分を悲しく思います。
TMの曲は映画の内容にぴったりで、スタンドバイミーにおけるキングの曲並みの力を感じます。
80点