公園などのベンチに座っている時、ふいに何者かに殴られるかもしれない、そんな事を考えた事はないでしょうか?
妄想ではなく想像でです。
「何の心当たりもなくふいに」と考えるのは難しいかもしれませんが、日常的にそういう境遇(苛め等)におかれている人にとっては、否応なしに頭をよぎる事かと思います。
苛められている人に「先手必勝」なんて事を軽く言う人がいますが、現実的な手段だとは言えません。
ですが先手をとるべきは正しいのです。
「今日も○○に殴られるかもしれない」そう考える事は自分の身をすくませるだけのように感じますが、それが分かっているという事は、対処法(逃げることを含め)を前もって準備しておけるということです。
何より相手にとってそれは想定外。
つまりは殴られるかもしれないという心構えを持つことは、既に相手の先手をとっている事になるのです。
臆病であることは想像力を研ぎ澄ませます。
想像力のない人間程、傲慢で短命なのです。
想像力のない人間程、傲慢で短命なのです。
想像が妄想の域に達してしまうと、疑心暗鬼から雛三沢症候群へと発症してしまうかもしれないので要注意です(わたしは特殊な訓練を受けているため平気ですが)。