自らの不注意で自動車事故を起こしてしまった小説家のポール。
偶然後をつけていた熱狂的なファンのアニーに救出されるが、身動きのとれないポールは半ば軟禁状態にされてしまう。
アニーの留守を狙い、時には自分への好意を利用し、思うように動かない体を引きずりながらも脱出のシナリオを形成していく。
「おいた」が見つかれば、おぞましいお仕置きが待っています。
ポールの足を折るシーンは凝視に難いです。
両足首に挟まれた当て木、ハンマーを持つアニー。
恐ろし過ぎます。
三池監督のキリキリ女「オーディション」を思い出します。
とはいえ事故から救い出し、治療と看病をしてくれていたのもアニー。
人間性はともかく命の恩人です。
一生アニーの慰み物として生きていくとしても罰は当たらないはず。
それでも反逆の狼煙をあげてしまうのは、生き物としての本能なのでしょうね。
こいつ(アニー)はマジでヤバいと(容姿含め)。
人間性はともかく命の恩人です。
一生アニーの慰み物として生きていくとしても罰は当たらないはず。
それでも反逆の狼煙をあげてしまうのは、生き物としての本能なのでしょうね。
こいつ(アニー)はマジでヤバいと(容姿含め)。
だいの男を担ぎ、深雪の傾斜を登るアニー。
ポールの小説を読み、少女のように目を輝かせて小躍りするアニー。
興奮してスープを撒き散らすアニー。
豚の真似をするアニー。
投げキッスするアニー。
まったくどこを切り取って見てもサイコ(これが美女であった場合はまた見方も変わってくるかと思いますが。)
脚本もしっかりしていて穴がなく、終始ハラハラドキドキさせられる傑作です。