週一映画館

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映画のレビューと音楽活動、筋トレブログです。

突如家に押し入ってきた見知らぬ男、あなたにできることは?問題編

この時期ふいに頭をよぎる世田谷一家殺人事件
故宮沢さん一家は殺されたのか?
理由もさることながら、何故むざむざと殺されてしまったのか?
逃げることはできなかったのか?
反撃することはできなかったのか?
とある一家(仮)を一例に考えてみます。
もしこの記事を読まれている方がいれば、一緒に考えてみてください。

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午後8時頃、家長であるMさん(以下あなた)は、居間でテレビをみながら一家団欒を楽しんでいます。

ガチャ・・・
ズカズカズカ・・

何の前触れもなく玄関のドアが開く音が聞こえたかと思えば
、そのまま真っすぐとこちらへ向かう、何者かの靴音
玄関から居間までは10歩圏内、時間にして10秒かかりません(仮の状況であり、世田谷の状況とは異なります)。
危機感を覚えた刹那、 突然目の前に現れる見知らぬ男
手にはナイフを持っています。
男は部屋の中を一瞥したあと、迷わずあなたに向け、そのナイフを突き立ててきます。
この間、
あなたにできることは何ですか?
 
『とるべき行動』と、『できること』を混同してはいけません。
とるべき行動というのは、あらかじめ準備された理想的な行動であり、尚且つ入念な訓練のもとようやく実行が現実的となるものです。

例えば「包丁を手にとり身構える」とかですね。
実際10秒あれば立ち上がり、何かしらを手に身構えることは可能です。
しかしそれは、限りなく『できないこと』です(よほど訓練されていれば別ですが)。

安易な回答を出す前に、まずこの男の目的を絞りこみ、状況を客観的に考察していく必要があります(当事者視点では考える猶予などないので)。

ドアを開け直ぐ様家に上がりこむということは、目的遂行に向けて何の迷いもないことを指しています。
こういった行動がとれるということは、今、家の中がどういう状況にあるのか(誰がどの部屋にいるのか等)を、何かしらの方法で把握できているということです。

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強盗や殺人が目的であった場合、その時間は短ければ短いほど有効です。
人は危機感が芽生えてから時間が経てば、まともな思考が生まれ、おのずと『とるべき行動』に至るものです。
しかし今回の状況は前述した通り。
時間はあって10秒。
何者かが家に侵入したことに気がついた瞬間、目の前にナイフをもった男が立ちはだかり、問答無用でそれを突き立ててくるのです。

想像力豊かな人ならもう気づいてしまったかもしれません。
そうです。
この状況というのは『とるべき行動』がとれないよう、計画的に作られた状況なのです。

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ちなみになぜあなかたが最初に狙われたのか?
それは大人の男を後回しにすれば、反撃されるおそれがあるからです。


この状況下、果たしてあなたにできる事は何なのか?
記事が長くなるので、日を改め回答編を書いていきたいと思います。

ちなみに今年の10月、世田谷一家殺人事件に新たな兆しともとれる情報が公開されました。
情報源は週刊FLASH
内容については触れませんが、信憑性は極めて薄いと感じます。