週一映画館

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突如家に押し入ってきた見知らぬ男、あなたにできることは?回答編

一昨日、世田谷一家殺人事件の現場に残されていた包丁と同じ物を購入していた男が、店の防犯カメラから特定されたらしいです。
残念ながら犯人のDNAとは一致しなかったようですが。
凶器や衣類、指紋や血痕まで残していった犯人。
しかし自身の姿は誰にも目撃されていません。
もはや現場に残されたものは全てフェイクなのでは?と、考えるのが自然のように思えてきます。
もしくは、姿を見られさえしなければ、あとは何を残していても捕まらない確信を持っていたか。
 
 
 
さて、前記事の続きです。
未読の方は一度「問題編」を読んでいただくことをお勧めします。
いきなりですが、わたしが出した答えは・・
・・・
・・・
・・・
なにもできない』です。
 
 
 

想定外の状況でパニックにならない人はいません。
冷静な判断ができるようになるには、一旦心臓の鼓動を抑える(落ち着く)必要があります。
それには時間が必要です。
頭でどうにかなるものではありません。

この状況(パニック)の中、即座に冷静な判断ができるということは、50メートルを全力で走ったあと、呼吸が一切乱れないのと同じことです。
医学的に考えても無理だと分かります。

ただ、答えは人それぞれです。
注意点を踏まえ、問題の意図を理解してさえいれば、あなたが出したその答えが、あなたにとって間違いなく『できること』なのです。

全記事では質問の意図を理解してもらうため不正解例として出しましたが、もしその答え「ナイフを手に取り身構える」だった場合、あなたは間違いなくガチガチに訓練された人、つまりはパニックにならないです。
ここで読むのを止めていただいて問題ないかと思います。

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以下解決編
回答編の最後に書いた通り、この状況で『とるべき行動』がとれるようになるには、パニックにならないことが大前提となります。
そのためにはこういった状況をあらかじめ想定しておく必要があります。

「ナイフを身近な場所に用意しておき、不穏な足音などがした場合、すぐさまそれを手にとる。」
人間は、何をすべきかが分かっていれば、パニックにならないで済むのです。
避難訓練と同じ理屈です。
ただ、ナイフを持って身構えることで相手がひるんでくれればいいですが、手練れであった場合、あまり効果がないかもしれません。
なるべく自分に合った、できる限り生存率を高く望める方法を考えておくべきです。