「踵から着けて歩くように意識すればしっかり歩けますよ。」看護師さんがリハビリ中のおばさんにかけていた言葉に、なるほどなと思いました。
年寄りの歩き方を見ていたら摺り足だったり、足が浮いていてもベタ足だったり。
しっかり歩くというと若者のようにしゃきしゃき歩くことかと思いがちですが、そうではないんですね。
踵から着いていないと重心が不安定になるし躓きやすい。
年をとって歩けなくなるのは筋肉の衰えが原因ですが、それで歩き方が悪くなってくるのも拍車をかけているのかもしれません。
若い時は無意識に出来ていたことが、年をとると意識しないと出来なくなる。
逆に言えば、意識する点さえ分かっていれば、ある程度現役に近い動きを取り戻すことも可能なのだと思います。
「もう歳だから」と諦めてしまう前に、意識すべき点を学ぶ必要がありそうです。