1991年 日
ジャンル・ミステリー
監督・市川崑
主演・榎本孝明
内田康夫原作の推理小説を、金田一シリーズでお馴染みの市川崑監督が映画化。
そのせいかどこかシリーズの延長線上の作品に見えてしまいます。
ストーリーも似てるんです。
犬神家や手鞠歌のキャストがほぼ同じ役柄で参加しているのも、余計にそう感じさせるのかもしれません。
人物像まで同じで一瞬パラレルワールドかと思いました。
加藤武の「ようし!分かった!」とか、橘警部の口癖そのまま(笑)。
勿論ファンを喜ばせるための意図的なものではありますが、●人も同じなのは流石にどうかと・・。
伏線も分かりやすく、先が読めやすい。
むしろ金田一シリーズに精通していない、ミステリー初心者の方が楽しめる作品かと思います。
シリーズから14年の歳月が経っていますので、当時は同窓会的な楽しみ方もあったのかもしれません。
能面を外すと岸辺一徳ののっぺり顔(能面ヅラ)が出てくるのがじわります。
50点