2019年 米
ジャンル・ホラー
監督・ジョーダン・ピール
主演・ルピタ・ニョンゴ
バカンスを楽しむため別荘へ来ていた黒人の4人家族。
母親(アデレード)は度々起こる偶然の一致から、嫌な予感を過らせていた。
そこへ現れた自分達と同じ顔をした4人組。
父親は彼らを追い払おうとするが・・。
アスというタイトルからすぐに尻穴を連想してしまいました。
それはASS・・は、まぁ置いといて・・>置くな。
初めはドッペルに遭遇する話だと思っていたので、それなりに怖そうだなとは思っていたのですが・・(未知の存在だけに)。
しかしこのドッペル集団、家にガンガン入ってくるし物理攻撃ばんばん仕掛けてくるじゃないですか。
こうなるともうただのサイコ集団、怖さの意味も変わってきます。※【以下ネタバレあり】
つまらんなーと思いつつも見ていましたが、街中に同じような奴らが溢れだしてから「ひょっとしてこいつらクローンなんじゃね?」と思ってたらその通り(オープニングの兎から簡単に推理)。
そこからはもう先が読めてしまいました。
ただ疑問点というか、引っかかりが。
アデレードとクローンが子供の時にすりかわっていたのは分かるのですが、記憶まで入れ替わってるのはなぜ?「自分は地下でクローンとして生まれてきた」と語るアデレード。
「太陽の下での生活はどんなだ?」と忌み言を言いますが、自分は元々地上で生活していたわけで、それまでの記憶はどこへ行ったのか?
クローンは自分の都合の良いように記憶を改ざんしたとも考えられますが、アデレードにとって苦痛でしかなかったはずの地下生活は、そこから抜け出すためにも正気を保ち続ける必要があったはず。
あまりの苦しさに現実逃避してしまった可能性もありますが、だとしたら地上へ出る計画を思い立つのは不自然に思えます。
そもそもミラーハウスでのクローンの突発的な殺意はどこから生まれたのか?
クローンには魂が存在しない設定なのでは?
ひょっとしてアデレードとクローンは、何らかの意図やアクシデントにより、出生時に既に入れ替わっていたとか?(本編の入れ替わりは2度目?)
うむむむ、何だかお尻の穴がムズムズしてきた>拾うな。
60点
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