2013年 米
ジャンル・ホラー
監督・フェデ・アルバレス
主演・ジェーン・レヴィ
「死霊のはらわた」初のリブート作。
オリジナルの良さを継承できているかと言うと難しいですが、そこを考慮しなければ中々に良く出来た作品です。
麻薬中毒のミアを更正させるため、山小屋に集まった兄のデビットと友人達。
地下で見つけた死の書に記された呪文を唱えてしまったことから、一人また一人と悪霊にとりつかれていき・・。
スプラッタコメディであったオリジナルに比べ、こちらは徹底したシリアスゴア。
特に自虐の描写が凄まじく、本作の見所の一つとなっています。↑悪霊に手を乗っ取られ、キッチン用の電ノコで自らの手を切り落とすナタリー。
切るのに時間がかかる分、余計にグロく感じます(このあと電ノコを左手に装着して・・とはなりません)。
他にも圧力式の釘打ち機を銃代わりに使ったり、道具にこだわりを感じます。
ホームセンターとかで「あ、これは使えそう」とか日常的に考えてるんでしょうね。
デッドライジング(カプコンのゲーム)的な発想です。 しかし最後はやはりチェーンソー。
悪霊「お前を食ってやる」
「お前が喰うのはこれだ」
ズギャーーーン!!
血の雨が叩きつける中、チェーンソーを悪霊の口に突っ込むミア。
相手が悪霊なので笑って?見てられますが、これが人間だとしたら相当えげつない画です。
ちなみにこのシーン、呪怨を見たアルバレス監督が「こんな地面を這ってるだけのやつ(伽耶子)なんて上からブッ刺してやりゃいいじゃん♪」という発想から生まれたとか(嘘)。
80点
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