2007年 米
ジャンル・スリラー
監督・ニムロッド・アーントル
主演・ケイト・ベッキンセイル
深夜の道路を走る一台の車。
眠気をころし運転する夫と、その隣で終始悪態を放つ妻。
車の故障でやむなく泊まることになったモーテルの一室。
備え付けのビデオを再生すると、暴行殺人の様子を収めた映像が流れ始める。
不快に思いながらもしばらく見ていた夫は、その撮影場所が今自分達がいる部屋であることに気付く。
都市伝説ですね。
ただこの一案のみで話を引っ張るのは無理があります。
案の定中盤以降は犯人との追いかけっこと隠れんぼの繰り返し。
いわゆるパニックルームなんですが、そこまでの緊迫感もありません。
犯人は三人いて尚且つ一人はモーテルの管理人です。
客室の合鍵も持ってます。
客室を監視できるモニターもあります。
何なら彼らしか知らない客室への隠し通路まであります。
銃も持ってます。
片や丸腰の夫婦・・・。
何故侵入できないのか?!
犯人達が躍起になっているのが滑稽に見えてきます。
脚本が甘過ぎです。
そして大した山場もないまま大方予想通りの結末へ。
ただ上映時間も短く引き際も良いので、さほどストレスは感じませんでした。
あえて言うなら愚痴ってばかりで何かと噛みついてくる毒嫁が果てしないストレス。
70点
AmazonDVDリンク https://amzn.to/4esrWXX