原作は浅田次郎の短編小説。
広末嫌いの嫁さんにハラハラしながらも鑑賞(汗)。
佐藤乙松(高倉健)は仕事一筋の鉄道員。
妻と娘の死に目に立ち会うこともできず、独り定年を迎えようとしていた。
決して薄情というわけではないのですが、融通がきかないのですね(不器用ですから・・)。
鉄道を舞台としたごくありふれた人間ドラマだと思っていたら、まさかの展開に涙涙涙。途中、不快というかちょっと不可解に感じるシーンもあったのですが最後で納得。
中学生の女の子が他人である初老の男にキスしてくるとか。
小林稔侍が時折出してくるBL感も相まり、正直「どういう映画?」と思っていましたがそれは心が汚れているだけですね、はい。
雪が降りつもる線路の上、17年越しに妻に妊娠を告げらるシーンは名シーン。
大竹しのぶの台詞にぐっときます。
志村けんの熱演も見所。
100点