1988年 日
ジャンル・アニメ
監督・押井守
声・富永みいな
都内でロボットが暴走する事件が続発。
第2小隊の遊馬は篠原重工のOSに問題があると推測し、独自に調査を進める。
この時代に(88年)、コンピューターウイルスやテクノロジー犯罪に目をつけたストーリーは画期的。
当時見ていたらどんな感想をもったのか?
「なんかよく分からないけど凄い!カッコいい!」って思ってたかもしれません。
今見るとその辺の感動が得られないのは必然。
そういった意味で、当時と最近見た人で評価が分かれそうな気がします。
松井刑事が下町っぽい風景の中を地味に足で捜査するシーンが印象的。
ハイテクとアナログが混在している世界観も、本作の魅力。
ただ最後ちょっと走り過ぎで、イマイチ感傷に浸れなかったのは残念(やたらBGMは盛り上がってたけど)。
後藤警部補の「どっちに転んでも部の無い勝負さ」て台詞で、ハッピーエンドに向けて精神的ブレーキが働いてたのもあるし。
尺がもうちょっとあれば良かったのかなぁ(予算不足?)
50点
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