前回は「思春期に読んで影響を受けた漫画」を紹介しましたが、今回は「成人してから読んで、影響を受けるまではいかないまでも、特にハマった漫画」を紹介していきます。
作品の説明はほどほどに、醍醐味と好きな要素を簡潔に書いていきます。
スピリットオブワンダー
緩いSFで構成されるオブ二バスストーリー集。
全ての漫画家の中で断トツで絵が好き。
特に女性の自然なボディライン(整い過ぎずない程よいだらしなさ?)は、芸術的とすら感じます。
漫画としては明らかに絵>>>>>話だけど、良く言えば絵の邪魔にならない緩い物語とも言えます。
大人の絵本と呼ぶべきか(エロ漫画ではない)。
実際画集の方が沢山出てる気がします。
とにかく好き。
寄生獣
人間に寄生して共食いを始める寄生獣たちと人間との戦いを描く。
「地球を守るためには人間の数を減らせばいい」という、割と極端なテーマで描かれているようにも見えますが、結構深い作品です。
人間の存在意義について考えさせられます。
理性を全く持たないミギーとシンイチとのやりとりが面白い。
無機質だけどインパクトのある絵(構図)が印象的。
序章の”バツン”は衝撃でした。
賭博黙示録カイジ
ことギャンブルになると人並み外れた洞察力を発揮するカイジ。
勝ちを導くロジックがとにかく面白い。
あとこの漫画を読むと、いかに自分が目覚めてないかを思い知らされます。
「世間はお前らの母親ではない お前らのような屑を待ったりなどしない」
「あろうことか祈ってしまった 何も考えずに自分以外頼るものなどないと骨身に染みていたはずなのに」
駄目人間ほど胸に刺さる名言の数々。
内容が内容なだけに、健全な人には響かない漫画なのかもしれません。
ハチワンダイバー
プロ棋士と格闘家が同じ土俵で戦う?将棋バトル漫画。
一点特化型の人間が”それ”だけで全てねじ伏せていく感じが好き。
絵と台詞の迫力が凄い。
ついでに女キャラの肉感も凄い。
かなしいいろやねんと凛のムチムチ感が堪りません(ヒロインはデブ)。
男キャラでは澄野が一番好き。
傍若無人だけど律儀で教養もある。
人としてブレない。
太く短く生きるとはこういう生き方。
雄として憧れます。
GANTZ
謎の球体、ガンツの指示で異世界へ飛ばされ続ける主人公たち。
力が増幅する特殊スーツを纏い、異星人たちと戦う。
話が進むほどに、先の読めない展開が面白い。
登場人物も皆個性的で魅力的。
中でも超能力を駆使して、巨大な異星人を制止する坂田がカッコよすぎる。
目血出しながら「俺が今止めてる!早く逃げろ!」とか惚れるわ。
自分が女なら漏らしてるレベル。
殺し屋1
ギャグ漫画である「オカマ白書」でデビューした山本英夫。
まさかこんな作品でメジャーになるとは。
後述する古谷氏もそうですが、ある意味この手のジャンル(猟奇作品)のパイオニアと言えるのでは。
究極のドS(イチ)対、究極のドM(垣原)との対決が見どころ。
とにかく暴力残酷描写がキツイ。
垣原のちんぽ改造(サブインシジョン)は正直ひきました。
哭きの竜
ヤクザ相手に忖度なく麻雀を打つ竜。
文字通り牌に命を刻む。
「時の流れはあんただけのものじゃない」
「あんた背中が煤けてるぜ」等名台詞がてんこ盛り。
サンピン(ピンズではない)や竜の台詞を真似て打つとテンション上がります。
ただし竜の強さの根源はあくまで強運なので、打ち方を真似ると余裕で自爆します。
アンコ一つからカンしまくって3槓子、おまけにドラ8とか(無理)。
でもカッコいいんだわ、打ち方も生き方も。
行け稲中卓球部
古谷作品で言えば間違いなく猟奇ストーリーもののほうが好きなのですが、ギャグ漫画で腹がよじれる程笑ったのは後にも先にも本作のみ。
本来ネガティブ思考に陥りそうなキャラ達が、とことんポジティブなのが良い。
下ネタ全開の奇面組といった感じ?
ムッツリスケベの田中が開き直った時とか、旋律すら覚えます。
ギャグが笑えるのは勿論、単純に絵で笑ったのも稲中だけ。
キクちゃんとトシちゃんは反則。
次回は「思春期にドキドキしたアニメ」を紹介(何故?)。