2023年 独
ジャンル・スリラー
監督・マクシミリアン・アーレンヴァイン
主演・ルイーザ・クラウス
人気のない海岸でダイビングを楽しむ姉妹が、突如落石に見舞われる。
ドリューは無事だったものの、メイは岩に挟まれ身動きがとれなくなってしまう。
酸素の残りは僅か。
パニックになるドリューに対し、メイは冷静に「助けを呼ぶ」ことと、岩を動かすための「ジャッキを車のトランクから持ってくる」よう指示する。
しかし携帯と車のキーを入れたバックも岩の下敷きに・・・。
ドリューの焦燥感がひしひしと伝わってきます。
そしてその焦燥は次第に絶望へと変わっていきます。
なんとか車の窓を割ってドアを開けるも、トランクの開閉レバーが機能しない。
こんなことってある?!ってあるんですよね・・でもよりによってこの状況で。
金槌でトランクをボコボコになぐり焦りを露わにするドリュー。
もはや打つ手なし・・?!
ついに車を押して崖から落とします(なんちゅう怪力)。
運よくトランクが開きますが、どちらかというと完全に開かなくなる可能性の方が高かったと思います(ましてや爆発なんかしてたら)。
ただそうして可能性を完全に潰すことで、無意識に自身を諦めさせる口実を作ろうしていたのかもしれません(つまりはやけくそ)。メイとドリューのどっちの立場がいいかと考えると、自分はメイの方が遥かにマシですね。
死ぬのは確かに怖いですが、ドリューの諦めたくても諦められない状況は辛すぎます。
実際このての事故は数えきれないくらい起きてるんですよね。
そしてそのほとんどが死亡事故。
果たしてドリューは無事メイを救出できるのか?
色々つっこみたくなる箇所はありますが、余計なシーンが少なく見やすかったです。
意外な良作?!
70点
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