2022年 米
ジャンル・ホラー
監督・ジェラルド・ジョンストン
主演・アリソン・ウィリアムズ
両親を事故で亡くしたケイディを引き取ったジェマは、仕事の忙しさを理由にケイディの世話をミーガン（ロボット）に丸投げしてしまいます。
ケイディは次第にミーガンに依存するようになり、ミーガンは保護者として邪魔者を排除しようとし始めます。
子守代わりに子供にスマホやタブレットを与える親たち。
そんなふうに子どもの教育や監視を放棄し続けるとどうなるのか？
まともな親子関係を失うばかりか、スマホ依存になればその要因の排除さえ困難になってしまいます。
本作はそんな現代の教育放棄問題を危惧した内容となっています。
ミーガンを取り上げられたケイディが、ヒステリーをおこすくだりはゾッとします（スマホやゲームを取り上げられた時の子供の反応そのまま）。
子守ロボットがいても良いとはおもいますが、依存対象にならないような工夫は必要だと思います。
1日1時間しか動かないとか（ゲームは1日1時間的な）。
ただそれだと一体10万ドルの価値はなくなってしまいますね。
ミーガンの動きは、人形と生身の人間により再現。
ただ人形を使ったいかにも（ロボット）な動きに対し、人間による動きがスムーズ過ぎます。
かえってそれが急に何かが憑依したかのように見えて、意図しない恐怖演出に繋がっていたようにも感じます。
予告の怪しげなダンスに魅入られた人も多かったはず。
70点
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