♪自分がまだ二十歳だった頃〜パソコンは高嶺の花だった〜代わりになるのはマーティーで3DOだった〜分かるかな〜分かんねぇだろうな〜♪
以前いくつかのアダルトゲーム(以下エロゲー)を紹介するさい、当時(90年代前半)いかに、自分にとってエロゲをプレイするのがハードルが高かったかを語りました。
今回はその辺をちょっと深堀していきたいと思います。
まず世にいうエロゲーとはパソコンを媒体としたゲームであり、基本家庭用ゲーム機には存在しません。
パソコンが一般家庭に普及しだしたのはwindows95発売以降。
それまでのパソコンはDOSの知識が必須で、かなりマニアックな存在だったと言えます。
エロゲはしたいけどDOSの知識はゼロ。
そんな状態で高価なパソコンを買うのはあまりにリスキー。
そんなモンモンとした中ふと目に留まったのが、93年に富士通から発売されていたFM TOWNSマーティー(以下マーティー)でした。
同メーカーのパソコン(FM TOWNS)で発売されていたゲームを、DOS知識なしで遊べるという、まさに願ったり叶ったりのハードだったのです。
ちなみにマーティーはゲーム機ではなく、マルチメディア機になります。
しかし悩みました。
なんと本体価格98000円!
当時のパソコンが40万前後だったことから考えれば安く思えますが、ゲーム機と考えればクソ高です(当時最も高かったワンダーメガですら79800円)。
TOWNSのソフトしか遊べないというのもひっかかりました。
当時のパソコンの主流はNECの9801。
それに比べ、TOWNSは相当ニッチ(あくまで個人主観)。
参入していたエロゲメーカーもエルフやアリスソフトなど有名どころだけで、自分の遊びたいタイトルは皆無だったのです。
結局購入は断念しました。
ていうかなんで富士通やねんと。
NECから出してくれよと。
5万くらいでPC9801マーティーで出してくれよと、当時切に願いました。
エロ本は本屋に行けばすぐ見れる。
AVは借りてくればすぐ見れる。
それらに比べエロゲーはハードルが高すぎました。
それ故に憧れも強かったのです。
自分にできるのは、せいぜいゲーム雑誌の画面写真を見て思いを馳せるだけ。
せめてモニターでエロい2次ドット絵を見たい。
そこで知ったのがフォトCDという存在でした。
フォトCDとは写真やイラスト(CG)をデジタル化し、パソコンやマルチメディア機で再生できるようにしたCDです。
幸い自分は3DOを所持していました。
3DOはほぼ次世代ゲーム機として認識されていますが、れっきとしたマルチメディア機なのです。
↑94年にSAGAから発売されていたフォトCD「GAL100連発」(当時のエロ漫画家やエロゲ絵師等のオリジナルイラストをCG化したもの)。
そもそも既存ゲームのCGではないし、絵のクオリティもバラバラ。
一応買いましたが、正直お茶を濁すレベルにも満たない代物でした(これで5800円はぼったくり)。
そして翌95年、windows95のリリースと同時に、CDドライブ内蔵の一般向けPC(98MATE ValueStar)が発売。
win95対応のゲームによりDOSの知識が不要となり、エロゲーへのハードルが一気に下がったのです。
自分が初めてエロゲーに関心をもち、実際プレイできるまで実に6年ほどかかりました。
長かった〜。
とはいえ、なんだかんだ最初にプレイしたのはDOSのゲームだったわけですが(汗)。
その辺のことは前記事にて。
時系列が逆行してますが、次回はエロゲーへの目覚めについて書いていこうかと思います。