1993年 米
ジャンル・ホラー
監督・ブライアン・ユズナ
主演・メリンダ・クラーク
序盤からぐいぐいと核心へ迫っていく無駄の無さが◎
主人公がクソ野郎やビッチなのはバタリアンのお約束なのでしょうか。
メンヘラビッチな彼女(ジュリー)が、無謀行為で事故死したときの悲しいBGMが笑いを誘います。
見かけだけでパッパラパーの彼氏が、後先考えず怪しいガスで彼女を生き返らせてしまったからさぁ大変!というストーリー。
こんなえげつない映画には、どこまでも身勝手で陳腐なラブロマンスがお似合いです(良い意味で)。
マッド女研究員のシンクレアには、悪魔のえじきのローズのような最も悲惨な最後を期待しましたが、意外にあっさり殺られちゃいましたね。
むしろどこまでも善人であったリバーマンが、一番酷い死にかただったのはトラウマです。ジュリーの、全身ガラスの破片や釘等で自傷デコレートした姿は必見!
メンヘラ気取りの方は、是非ハロウィンの仮装にオススメです。
勿論フェイクなしで。
ていうかこんなんで攻撃しても、自分の体が余計ボロボロになるだけな気が。
一人一人に名前をつけたくなるような、ユニークな造形のゾンビが多数出でくるのもバタリアンならでは。
評価:90点