週一映画館

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映画のレビューと音楽活動、筋トレブログです。

『ダークグラス』あの男が帰ってきた?!

2022年 伊
ジャンル・ホラー
監督・ダリオ・アルジェント
主演・イレニア・パストレッリ

 

交差点で中国人家族を乗せた車と衝突事故を起こしてしまったディアナ
ディアナは視力を失い、両親を失ったチンは養護施設に預けられる。

ホラー界の巨匠、ダリオアルジェント監督10年ぶりの新作。
ただし、本作は極めてサスペンスよりのサスペンスホラー
特に捻りもなし。
ありふれた美女少年のバディムービー。
冒頭と最後のゴアシーンなどとってつけたかのよう。
それよりもっと目が見えない恐怖への演出があれば良かったように思います。
すぐ隣に殺人犯がいて気づかないとか。
本作において肝となる部分のはずが、割と軽視されていた気がします。
それにしてもチン少年、こんなミニスカのグラマー姉さん(ディアナ)と同棲とか、性的に歪みそうな臭いがぷんぷんします。
ましてやお姉さんは目が見えないのですから・・・〇〇や〇〇し放題(それ以上は語るまいて)。

 

50
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『ジョーズバケーション』絶海のアマゾネス

2023年 米
ジャンル・パニック
監督・レ・バン・キエ
主演・アリシア・シルヴァーストーン

 

バカンスを楽しんでいたはずが、突然の嵐に飲まれ沖へと流されてしまった夫婦
懸命に嫁を励まそうとする夫と、ことごとく塩対応の嫁。
ていうか嫁ゴリラ(失礼)やしPTSDやし色々キツイわ・・前半はまんまオープンウォーター
あちらでは寄る辺なしでしたが、こちらは豪華(コテージの残骸)付き!しかし狼煙を上げようとしてボヤをおこしてしまいます。
夫「ダメだ!飛び込め!」って周り水だらけやん。
シーツとかあるし、濡らして消火せーよ。
この状況で足場捨てるとかアホか。

二次創作みたいなタイトルで敬遠してましたが、"オープンウォーター的な状況から負傷した夫を救えるのかどうか"が気になって鑑賞しました。
結果は・・まぁ・・ねぇ・・そうだよね~。

後半はロストバケーション
サメ
が相変わらずCGなのは萎えますが、まぁまぁ面白いです。

 

50
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♪真夜中のフリーキック♪ 何か一曲と言われた時

3rdアルバム収録曲です。
およそ十数年前、ギタ友の田野君と初めて河川敷で知り合った時、「何か一曲」と言われて歌ったのがこの曲でした。
当時作りたての曲だったのでたまたまチョイスしただけでしたが、すぐ後ろにグランドがあったりして臨場感があったのだと思います。
微妙に田野君の琴線に触れたようで、その後意気投合しました。

しかし以来この曲はお蔵入りに(自分的にはよくあること)。
いつか録音したいと思ってましたが中々機会に恵まれず、今回アルバム制作のため初録となりました。

話を戻しますが、自分はオリジナルありきでやっているので、「何か1曲」と言われてメジャー曲を歌うことはありません。
知名度のある曲をやって「あーこれ知ってる良い曲だよね」とか言われても、それは自分の弾き語りに対する感想ではないのです。
また知名度の低い曲をやって「良い曲だね。これ誰の歌?君の?」とか言われて違うと答えた時の「ふーん」という微妙な空気も苦手です。

 

現在アルバム進行度20%です。

『死霊のはらわた ライジング』違う違うそうじゃない

2023年 米
ジャンル・ホラー
監督・リー・クローニン
主演・アリッサ・サザーランド

 

久々のはらわたの新作!と期待したのですが大外れ。
まず第一にはらわたっぽくありません。
舞台が山小屋じゃないってだけで凄い違和感
メインの登場人物がファミリーというのも違う気がします。

何よりシリアスすぎ。
メイクもリアル系で遊びがなく、悪く言えばB級感がない。
良く言えばちゃんと作られてます。
オリジナリティも低いです。
本来リスペクトされるべきタイトルが、他作品のオマージュばかりというのは如何なものか。
はらわたじゃなかったら、これはこれでアリだった気もしますが・・。
ラストはそれなりに見ごたえがありますが、それまでが冗長。

 

30
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思春期に影響を受けた漫画6選

たまーに映画レビューに漫画ネタをぶっこんでくるわたしですが、中には「何??」と思われる方もおられると思います。
そこで今回は自分の好きな漫画を紹介・・するとキリがないので、その中からから強く影響を受けた作品に絞って紹介していこうかと思います。
ちなみに大人になってから漫画に影響を受けることはそうないので、全て思春期(10~15歳)に見ていたものになります。


ハイスクール奇面組

周囲から変人扱いされている5人組によるドタバタ学園コメディ。

当時(12歳)の自分も周りから変わり者として扱われていましたが、むしろそれを誇りに思っていました。
影響は良し悪しだったと思いますが、間違いなく今の自分を作る垣根となった作品です。
理想の女性像が出来上がったのも本作のヒロイン、河川唯ちゃんが最初でした。
余談ですが、いまだこの作品を超える漫画の最終回に出会ったことがありません。

シティーハンター
私立探偵を営む冴羽遼によるハードボイルドアクション。

普段はだらしないうえ、どうしようもないスケベ。でもきめる時はきめる。
主人公の冴羽遼は今でも自分が目指すべきかっこいい男のお手本です。
特にに対して人一倍オープンな性格になったのは、間違いなく本作の影響です。
むっつりよりももっこの方が絶対的に女性受けは良いのです。
子供(特に男子)は親より漫画を見て育つと言いますが、本当この漫画から教わったことは数知れません。


AKIRA
事故をきっかけに謎の力を得た鉄雄と、暴走族のリーダー金田との対決を描く。

少年誌から青年誌を読むようになって最初にハマった作品。
それまで見たことのない漫画でのグロ描写やオカルトSF?表現にビビりながらも、そういったジャンルを吸収していくきっかけになりました。
こんなの読んでる自分は皆と違うんだという優越感もあったと思います。
鉄雄の髪型に憧れて自分でカットしたら、失敗して泣きそうになりました。
いつしかトレードマーク?になっていきましたが(汗)


めぞん一刻

一刻館の管理人音無響子と、苦学生五代裕作、金持ちボンボンの三鷹によるラブコメディ。

大人の恋愛(恋の駆け引き?)に初めて触れた作品。
最後五代君と響子さんがエッチしたであろうシーンは衝撃でした。
それまでそこが描かれた作品に触れた経験は皆無だったので。
何というか、恋愛の先にはそれがあるのだというリアルを改めて知らされたというか。
それこそが本当の意味で女性を知るということなのだと朧げに分かっていただけに、思春期の少年にとっては戸惑いを隠せなかったわけです(それまでは五代君に感情移入していただけに)。
シティーハンターでも「一発!」とか言ってても実際そういうシーンはないし。
おっぱい見て「どひゃー(いけないルナ先生より)」とか言ってるのが精一杯だったのです。


美味しんぼ
東西新聞に努める山岡四郎と、美食家海原雄山との対決を描いたグルメ漫画

料理ができるってこんなにもカッコいいことだったのか?!
それまで腕っぷしの強さや銃の腕前といった非日常的なことでしか男の格好良さをアピールできないと思っていた自分にとってはまさに目から鱗的な作品でした。
そして当然のごとく料理に目覚めました(これは本当に良い影響)。
ちなみに自分の物まねの十八番は富井副部長丹下段平です。
「やまおかーーー!」(やり過ぎると喉を潰します)。


ハートキャッチいずみちゃん
菊丸が同級生のいずみにエッチな悪戯をしまくるお色気コメディ。

おそらく人生で初めて読んだお色気漫画
とは言え少年誌。露出するのはオッパイとパンツのみ。
パンツが脱げると必ず邪魔が入るという(笑)
この漫画自体が自分に影響を与えることはありませんでしたが、エロ漫画にハマる切っ掛けになった作品であるのは間違いありません。


大人になってからそれなりに感銘を受けた作品はいくつかありますが、やはり影響を受けるには至りませんでした。
エロ漫画に関しては性癖に影響を受けることは多々ありましたが・・。
というわけで次回は性癖に影響を受けたエロ漫画を紹介・・しません(汗)。
成人してから感銘を受けた漫画10選くらいは書くかもです。

『ソニック・ザ・ムービー』青いイナズマ

2020年 米
ジャンル・アクション
監督・ジェフ・ファウラー
主演・ジム・キャリー

 

海外でも大ヒットした日本産のゲームキャラクター「ソニック」が、3Dアニメになって現実世界(実写)を走り回る!!

ストーリーは完全オリジナル。
人間の主人公であるトムとの友情がメインで描かれていて、どこかテッド」を思いだします。
その他設定や造形もオリジナル要素満載ですが、正直この辺はソニックさえちゃんと再現されていればいいかなという感じ。
個人的に首から下の長さとお調子者過ぎるのが(元はニヒルなイメージ)気になりましたが、途中で慣れました。
ただエッグマンのダンスとかくだらないジョークは、いかにもアメリカ的で苦手です。
ソニックがトムを「ドーナツキング」と呼ぶ度に恥ずかしくなります(この感覚分かる人いるかなぁ)。

何かとおっさんが見る機会も多い作品かとは思いますが、あくまで子供向けのアニメ映画です。
ちなみにメガドライブは知らなくても、ソニックは知っている子供は多いと思います(スマブラ?とかで)。
「お父さんもこれ知ってるぞ」と、親子でみるには良い映画かもしれません(余計なちゃちゃはいれずに)。

本編のアクション部分をゲーム画面(ドット絵)にしたエンディングは好き。

点数はあくまで大人視点。
子供視点で見れば60点!!

 

40

『女系家族』矢島家の一族

1963年 日
ジャンル・ドラマ
監督・三隈研次
主演・若尾文子

 

大阪の老舗、矢島商店の当主が残した膨大な遺産を巡り、娘三姉妹叔母番頭、そして主の愛人のそれぞれの思惑が展開する。

姉妹間の遺産分与に関するやりとりだけでもぐちゃぐちゃなのに、そこに分け前を貰うため三女を養女にと企む叔母と、相続のマネージメントをしながら遺産の着服に余念のない番頭、挙句の果てには長女に協力して金をたかろうとする踊りの師匠まで絡んできて気持ち悪いのなんの。

金が絡むとこうも人間は醜くなるものなのか。
長女が次女に「2度と私物に触れません」と念書を書かせるところは寒気がします。(被害妄想が酷い)。

最後は愛人の文乃が姉妹を打ち負かしハッピーエンド?っぼくなってますが、姉妹からすれば普通に愛人の存在(余計な相続権)など認められようもはずもありません。
文乃を流産させようとするのはやり過ぎですが。
特に叔母の陰険悪質さは異様。
浪花千栄子の怪演が光ってます。

途方に暮れた顔で、わたしこれからどうすれば・・と落ち込む次女ですが、目減りしたとは言え現価値で一人10億以上の遺産があるのです。
事業を起こすなり、一生遊んで暮らすなり好きなようにしろと。
ただ仮に文乃が死んでいたら、その息子に復讐されていたことでしょう。
ていうかその金をわしにくれっちゅうねん!(by通天閣のおっさん)
ほんま金持ちの考えることはよう分からんわ。

相続争いに疲れた姉妹がだす答えが見もの。

 

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