1979年 伊
ジャンル・ホラー
監督・ルチオ・フルチ
主演・ティサ・ファロー
虫湧きまくりのミイラゾンビが土中から起き上がる様は圧巻。
こんなの見たら硬直してほぼ無抵抗のまま噛みつかれるのも無理ありません?
特殊メイクはビヨンドなども手掛けた、デ・ロッシ。
本作においてもその手腕がいかんなく発揮されています。
叩き割られたミイラゾンビの頭からは、ほぼ液化した脳ミソがドロリ。
うーん、埋葬された遺体の脳ミソってこうなってるのか・・外はパサパサ中ジューシー的な・・?と、妙な所に感心してしまいました。ゾンビ映画といえば死体を貪る描写がつきものですが、本作もまた物議を醸すレベル。
ただの肉塊と化した人間を食事として囲む元人間達。
お手本のような黙食。
おぞましさとやるせなさと力強さ♪を感じずにいられません。
有名な目玉串刺しですが、何故に目を閉じないのか?!
あんなにゆっくりと眼前に迫る木片を、瞬きひとつせず迎え入れる勇気!否、条件反射すら失うほどの恐怖だということでしょうか?
うむ・・リアルなのか適当なのか分からんが、とにかく凄い映画だ!
100点
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