週一映画館

週一映画館

映画のレビューと音楽活動、筋トレブログです。

『バックドラフト』モヤっと。

1991年 米
ジャンル・ドラマ
監督・ロン・ハワード
主演・ウィリアム・ボールドウィン

 

亡父の後を継ぐ、消防士の兄弟の絆を描いた物語。

タワーリングインフェルノみたいのを期待していたんですけどね、大きく肩透かしを食らいました。
まずリアリティが無さ過ぎます。
消火より人命救助を先行させるスタイルに違和感しか感じません。
必然性が乏しく無茶な行動ばかり。
消防士がいくら危険な仕事とはいえ、毎回こんなことしてたら命がいくつあっても足りませんよ。
勇敢と無謀を履き違えてます。
これを見て消防士凄い、カッコいいとはなりません。あと放火犯を探しだすミステリー要素は正直いらないなと感じました。
そっちに頭を使ってしまって、メインのシナリオ(兄弟の絆)に集中できません。
この手の映画にしてはとっつきが悪く、ハッピーエンドじゃないのもまた微妙。
どういう気持ちにしたいのさー。
モヤっとするわー。

 

50

『ゾンビ伝説』パスポートプリーズ

1988年 米
ジャンル・ホラー
監督・ウェス・クレイヴン
主演・ビル・プルマン


フグの毒やらミイラの骨やらを混ぜ合わせて作ったゾンビパウダー
その粉を浴びせられた者は一時的な仮死状態となってしまうのです。

ゾンビパウダーを医学に役立てようと、一人ハイチに降りたったアラン博士
パウダーを作ることができる男(ルイ)と接触するが、ペテンにかけられてしまう。

本作はゾンビの出てこないゾンビ映画です。
代わりにミイラや亡霊などが出てきますが、基本スピリチュアルな物は全ての中の出来事として描かれています。
ある意味究極のリアルホラー映画と言えなくもないです。
燃え盛るボートに乗るミイラの花嫁や、棺桶の中から血が湧き出てくるシーンは印象的。
いかにもエルム街の悪夢の監督といった画ですね。

登場人物も個性的で◎
きな臭さ全開のルイも実は良いやつ。
アランにパウダーを手渡したあと、頭金にと言って腕時計を奪っていくのですが、その時にアランの目を見て音(時計の)を確かめるんですよ。
その仕草が妙にグッとくるのです(後の彼の運命を辿ると余計に)。

そしてアランを国から追い出そうとする、やたら表情のクセが強い秘密警察のボス
是非中川家グアムの税関」の派生として、秘密警察のボス」をやってもらいたい(視聴者に伝わるかどうかが問題ですが)。
後半は黒魔術を使って、何度もアランにサイコクラッシャーを仕掛けてきます(笑)

ラジオで伊集院光氏が最高につまらない映画としてレビューしていましたが(ネタとして)、そこまでではないと思います。
少なくとも劇場でう●こは投げません。

 

60

『マリグナント』ボグ‥ガブリエル‥ヨロビグ‥ネ‥キシャーッ!

2021年 米
ジャンル・ホラー
監督・ジェームズ・ワン
主演・アナベル・ウォーリス

 

夫のDVと流産体質に悩むマディソン
ある日口喧嘩からカッとなった夫は、マディソンを壁に突き飛ばしてしまう。
後頭部から血を流し気を失うマディソン。
目覚めると夫は何者かに殺されていた・・

ブラックジャック「人面瘡」を読んでいたせいですかね?
化け物(ガブリエル)の正体には早々に気付いてしまいました。
ただ予想以上にグロテスクなお姿に戦慄。
近年見た化け物映画の中ではかなりのインパクトです。

アクションも派手で動きも独特。
バイオ系アクションホラー好きな人にはうってつけの作品です。

牢屋の中で主人公に絡んでくる、レディース二人の80年代ファッションと顔面がツボ(笑)。
演技もノリノリ。

オチであるもう一人の自分を檻の中へ閉じ込める描写は何処かで見たような?
リーフの「痕」だったか?ちがったか?どこだろ?

まぁなんやかんや何処かで見たであろうネタ満載の映画ですが、そこそこ楽しめました。

 

70

SASUKE第40回大会出場者発表

キター!!!!!
待ちに待った、SASUKE第40回大会出場者発表!!!
今年もわたしの一推し選手をピックアップして参ります。

まずは完全制覇に期待する選手(期待値順)。
漆原さん、森本さん、山本良幸さん、岩崎さん、又地さん、山本桂太郎さん、多田さん。

ここはもうズバ抜けてます。
誰が完全制覇してもおかしくありません。
ただ同じ40代として、やはり漆原さんに一番期待しています。
40過ぎても進化し続けているのには、尊敬しかありません。
前回、前々回と不完全燃焼に終わっているので、今年こそは燃え尽きるところを見たいです。

岩崎さんは初出場ですが、抜群の3rd適正と、15年間sasukeにかけ続けた想いに期待したいです。

 

次に完全制覇とは言わないまでも、かなり良いとこまで行ってくれそうな or 行って欲しい選手(期待値順)。

川口さん、佐藤惇さん、日置さん、ジェシーグラフ菅野さん、荒木さん、塚田さん、岩本さん、鈴木先生、大嶋さん、橋本さん、慎吾さん、喜矢武さんケイン長野さん、秋山さん、山田さん
クリフに初めて触れた女性選手、ジェシーがまさかの再臨!超期待!
ケイン橋本さんのカムバックも激アツ!
ただ二人共ブランクがあり過ぎるので、ファーストクリアできれば十分だと思ってます。
ただ出来る限り長くみていたいです。
橋本さんのクリフなんかが拝めた日には、おしっこ漏らすかもしれません(恥)

長野さん、秋山さん、山田さんも出てくれるだけで嬉しいですが、出来ればファーストクリアする姿を拝みたいです。
喜矢武さんのダークホースっぷりにも期待。

実力のある選手は他にも大勢おられます。
あくまで個人的な一推し選手です。
基本的に、ガチでやってる選手は皆さん応援しています。

今大会は一般参加者が増えて良い感じです。
長野さんの息子や、黒虎からの最年少選手等、これから完全制覇を狙っていけるであろう選手の活躍にも期待しています。

♪まよい橋♪ オリジナル曲

数あるオリジナルの中で唯一の演歌曲です。
18年前に作った曲ですが、これもまたただアルペジオでコードを弾いていただけでした。
ここ5年程で色々演歌もコピーして、それっぽいリフや弾き方が身に付いてきたことで、ようやく完成した感じです。


拍子木の音を加えたかったのですが、あれ結構高いんですよ、買うと。
仕方なく適当な木の端材で代用。
当然響きが足りないのでリバーブをかけてますが、あのカチョーンという甲高い音は出ないです。
パシーンという感じ。
ネットで探せばいくらでも音源あるのですが、レコーディングで使う音は全て自分で出すのが拘りです。
鈴は玩具です。

『ミスミソウ』良くも悪くも原作通り

2018年 日
ジャンル・ドラマ
監督・内藤瑛亮
主演・山田杏奈

 

廃校間近の中学校で、壮絶な苛めを受ける転校生の春花
その被害が家族にまで及んだとき、ついに春花の復讐が始まる。

普通の女子中学生が、殺意と武器を持った男子二人組に真正面から揉み合って勝つとかあり得ません。
アサシン能力高すぎでしょ。 

実際の人間が演じることで動きに説得力を持たせることができるのが、実写化における最大のメリットだと思うのですが。
まさか原作そのままとは・・・。
それどころか過剰な暴力表現とスプラッタ描写にばかり注目されていて、まるでキルビルです。
安っぽいCGが更にリアリティを削いでます。

まぁ思い起こせば原作もキルビルだったのかもしれません。
もう少し心をえぐられるような作品であった気もするのですが、気のせいだったのでしょうか?
初めからそういう映画だと思って見れば案外楽しめるのかも。

 

20

『悪魔のいけにえ2』ホットパンツ最強ーぅ

1986年 米
ジャンル・ホラー
監督・トビー・フーパー
主演・キャロライン・ウィリアムズ

 

悪魔のポンコツ3兄弟再び!!
町の料理コンテストでにこやかに人肉料理をふるまう長男。
サイボーグ化?してイカレっぷりに拍車がかかる次男。
そしてキモ可愛さ爆発のレザーフェイス?!次男とのコンビは最高!
ていうか何で真ん中の兄貴生きてんの!?(前作で死んだはず)と思って後で調べたら双子の兄でした(汗)

DJギャルのストレッチに恋(発情)をしてしまうレザーフェイス
ギャルのホットパンツから伸びる生足は確かにぐっとくるものがあります。
それが大量のビールで濡れてテカテカしてるのです。
いきり立ったチン・・ではなく、チェーンソーをギャルの股ぐらにあてがうレザーフェイス(ごくり・・)
分かる!!!
ただ本人はその気持ちをどう処理したらいいか分からず、スタジオに八つ当たり。
そして求愛ダンス!

その後も人皮のマスクをストレッチに付けさせ踊ってみたり♪
兄貴らにけしかけられおどけて見せる姿も、とにかく可愛いのです(こんなキャラでいいのか?)

グロシーンもパワーアップ!
というか前作は無いに等しかったのですが、本作では特殊メイクにトムサビーニ参戦ということで、ようやくスプラッタ映画らしくなったというところ。

ただ恐怖インパクトは下がったかもしれません。
同じことやってますし。
前作で受けたと思われる部分をことごとくパロディ化しているのも賛否が別れるところかもしれません。

 

90