週一映画館

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映画のレビューと音楽活動、筋トレブログです。

 アダルトゲームの思い出

今回は「思い出のアダルトゲームソフト」を3つ紹介しつつ、当時(90年代)の思い出を少し語ろうかと思います。
※アダルトが苦手な方はご注意ください。

 

①星の砂物語3(95’) D.O.(ディーオ―)

主人公が殺人未遂事件に巻き込まれるアドベンチャーゲーム
ストーリーは分岐のない一本道なので、話を進めていけばおのずと女の子全員とエッチできます。
シリーズは全3作。星砂3で初のフルボイス、256色化となりました。
ちょうどWindous95が発売され、ゲームの媒体がCD化していった時代です。D.O.のメイン絵師は広崎悠意氏ですが、自分は「星の砂物語」シリーズを担当していたしまちゃん氏が好きでした。
エッチシーンの時の劇画っぽい体の線がエロい。
ただ残念なことに96年発売の「クライスイーパー」が、氏の最後の担当となってしまいました。
やっぱ絵が濃いと一般受けは難しいんですね・・残念。
正月休みがこのゲームで全て潰れてしまったのは良い思い出。

 

②放課後マニア倶楽部」(97') LIBIDO(リビドー)

自社の純愛系アダルトゲーム、「放課後恋愛倶楽部」のキャラクターにアブノーマルプレイをさせる鬼畜アドベンチャーゲーム
こういった手法(まどろっこしい)をとるメーカーは当時稀有だったので実に斬新でした。専属絵師はJOY RIDE氏。
上手い、綺麗、可愛い(女の子が)と3拍子揃っていながらも、変態プレイ描写とのギャップが凄かったです。
うっかり地雷を踏んだ人も多かったのでは?
当然自分は百も承知の助。
これぞリビドー。むしろ恋愛倶楽部が出た時は気が触れたのかと思いました。

 

③痕 (97') reaf(リーフ)

鬼の血を引く三姉妹との日常を描く...サウンドノベル形式のアドベンチャーゲーム
あくまでエロゲーとしてプレイし始めたものの、最終的にはそんなもの?どうでもよくなってしまったくらい、シナリオにのめり込んでしまいました。鬼の伝承を用いたメインシナリオの面白さは言うまでもなく、三姉妹それぞれの宿命に涙腺が決壊しまくり。
これが泣きゲというやつか!!ぶわっ(`;ω;´)
思えば泣きゲーに触れたことが、アダルトゲームから離れていくきっかけになったように思います。

 

ちなみに初めてプレイしたエロゲは「星の砂物語2」。
パソコン(バリュースターNX)を買ったばかりの自分には全くDOS知識がなく、フロッピーディスクのゲームをインストールするのも一苦労。
ネットはまさに一般普及が始まったばかりで、グーグルすらない時代。
紙切れ一枚の手順書を擦り切れるほど読み返しました。
それだけにゲームが起動した時の感動は凄まじいものでした。
その後すぐにCDポンで起動するゲームが主流となるのですが・・。実際自分がエロゲにはまっていたのは、95年から98年くらい。
昨今ではこの業界もすっかり衰退してしまったようですが、この頃のアダルトゲームの勢いは本当に凄かったです。
一年で200~300本くらい発売されていたと思います。
ソフマップのワンフロアに所狭しと並ぶエロゲを見てるだけで、有意義な時間を過ごせたものです。
うむ、良い時代だったなぁ。