偶然手にした力により、鬱屈した想いを金田にぶつける鉄雄。
それを真正面から受けてたつ兄貴分の金田。
このいかにも少年漫画的なノリが本作(映画)の魅力なのです。
いきり倒す二人の対峙シーンが兎に角イタイ格好良い。
ノリと雰囲気だけで十分楽しめる作品ではありますが、話を理解できるかどうかはまた別。バイオレンス描写が多い上にリアルなので、今だとR15指定とかになってしまうのでしょうが、実際中学生くらいが最も楽しめるのではないかと思います。
わたしがこの映画を初めて見たのも14歳くらい。
元々スプラッタ映画等で耐性があったものの、アニメでのグロは新鮮かつ衝撃でした。
全てが手書きとは思えない圧倒的なアニメのクオリティ、その技術面においても、後の日本アニメに多大な影響を与えた作品です。
芸能山城組が奏でる独創的な音楽も作品を盛り上げます。
現在制作中となっている20数年ぶりの新作にも期待!
100点