ヤイリギターの6弦が急にビビりだしました。
2フレットを押さえると強く、3フレットでややビビります。
弦のビビりは弾いた時に弦が押さえていないフレットに触れる事によりおこります。
原因は大体4つ。
🔶ネックの反り。
🔶フレットの磨耗。
🔶ナット(溝)の磨耗。
🔶弦の劣化。
ほぼ毎日弾いているギターなので、ネックの反りは可能性薄と考えていましたが、とりあえずトラスロッドを回して調整していきます。
ローフレットでビビるなら時計回り、ハイフレットでなら反時計回りで調整するのが一般的です。
45度回してチューニング→確認を4回行いましたが、多少マシになった程度。
これだけ回して改善しないとなると原因は他にあると考えるのが妥当です。
ナットは見た目、異常な磨耗はありません。
開放ではビビらないのでこの可能性も極めて薄いです。
2カポ演奏が多いためか、2フレットの減りがややあります。
これが原因で3フレットに触れているとなると厄介です。
とりあえず次に手軽に行えるのは弦交換です。
弦は劣化すると伸びるので、必然的に振動によるたわみが大きくなりフレットに触れやすくなると考えます。
弦を交換する際にブリッジを外して、ブリッジの底に合わせた紙を5枚程噛ませて底上げしました。
トラスロッドは回したままで最確認したところ、ビビりが解消しました。
おそらく弦が一番の原因だったとは思いますが、それだけで解消する事も稀なのです。