2022年 米
ジャンル・ドラマ
監督・バズ・ラーマン
主演・オースティン・バトラー
「オカマちゃん」と野次られる中、緊張の面持ちでステージに立つ無名の新人歌手エルビス。
ギターを弾きながら歌い始めるやいなや、たちまち女性たちの心を鷲掴みにしてしまう。
ステージに鳴り響く「ヒィィィヤァァアアッ！」という、ホラー映画さながらの歓声、いや悲鳴。飛び交う脱ぎたてパンツパンツ、そしてパンツ・・これが誇張でないのが驚きです。
悲鳴を上げる前の困惑した表情と身震いは、どう見ても殺人現場を目撃した瞬間です。
彼女らの脳内で何が起きているのか？
女子は子宮で考えるなんて言葉もありましたが、脳内ではなく何か遺伝子レベルの物を子宮でキャッチしているのでしょうか？
一見異様とも思えますが、ここが最もエルビスのスター性を感じられるシーンであり一番の見どころだと思います。
物語の起伏が少なく中弛みもありますが、エルビスの伝記映画としては良いと思います。
画面に何度も表示される「ELVIS」の看板やロゴがくどい！
50点
