人間にとりつき傍若無人の限りを尽くす海外の妖怪ダイモンを倒すため、日本の妖怪が一致団結。
被り物や着ぐるみの妖怪達はどこか愛嬌があり、暖かさを感じます。
油すましやぬっぺっぽうの中身は子役ということもあり、動きがたどたどしく、それが上手い具合に日本妖怪特有のゆるキャラっぽっさを醸している気がします。
そして日本妖怪の弱い事弱い事、それもまた彼らの存在を身近で愛しいものにしているのかもしれません。特筆すべきはやはり最後の百鬼夜行。
妖怪の仮装集団が行進しているだけなんですが、これが何とも幻想的なのです。
大戦争とはありますが、どこか和まされる作品です。
評価:70点
AmazonDVDリンク https://amzn.to/3zbi98n