2005年 米
ジャンル・ホラー
監督・イーライ・ロス
主演・ジェイ・ヘルナンデス
洋画ホラーで怖いと感じる数少ない映画の一つ。
海外旅行客を狙った殺人クラブが存在するという都市伝説が元になっているのですが、これが限りなく実際にありそうで怖いのです。
ホステルを紹介する男、ホステル内で男を誘惑しクラブへ引き渡す女と、それぞれが全く関係ないふりをして、実は一つの組織として繋がっている恐怖。
拉致されるまでの自然さと、された後の不自然さとのギャップがなんとも不気味。
空間の捻じれに吸い込まれていく感じ。
行方不明になった友人に対して、現地の言葉ですっとぼける女たち・・。
ヒグラシの声と不協和音が聞こえてきそうです。
怖ぇ・・。
どう考えても絶望しかない状況のなか巻き返しがあるのが唯一の救いであり、逆にそれが映画(エンターテイメント)的とも言えます。
実際の拉致事件の中でも、こんなワンチャンがあればいいのですが。
ゴアシーンは基本拷問形式ばかりなので、精神的にくるものが多いです。
評価:100点
評価:100点