2017年加
ジャンル・ホラー
監督・アダム・マクドナルド
主演・ローリー・ホールデン
母親と二人暮らしのリア。
父親を亡くしたことで母親はリアに辛くあたるようになり、リアもまたそんな母親に憎しみの感情を抱いていました。
そしてついにリアは母親を儀式で呪う事に・・。
見終わったあと、これはリアの妄想だったのか?人外の仕業だったのか?と謎が残りますが、冒頭でさらっと答えらしきものを言っていますね。
リアが儀式に使った本の中の言葉。
「悪魔は悪を作り出さない。神への信仰を失わせ、人の心から悪を引きずり出す。」
信じるべき物を見失い、妄想に陥る。
読んで字のごとくは、「疑心暗鬼」というやつです。
「ひぐらしのなく頃に」パターンですね。
リアの友人ジャニスがリアの家でおかしくなってしまったのも、麻薬常習犯であったジャニスが幻覚を見たからと考えるのが自然な気がします。本当に悪魔が降臨していた可能性もなくはないですが、これはやはりリアの妄想であったと考えるのが現実的です。
疑心暗鬼に陥ると、「自然」な事が「不自然」に感じられるものです。
短くて無駄なシーンもなく、中々の良作かと思います。
予告編で衝撃シーン(怖いシーン)が全て出尽くしているのが残念。
評価:70点
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