2006年 米
ジャンル・ホラー
監督・アレクサンドル・アジャ
主演・アーロン・スタンフォード
当ブログでも紹介した「サランドラ」のリメイク。
銀婚式を兼ねた家族旅行の道中、何物かの罠にかかり車を大破させてしまったカーターファミリー(バンドではない)。
途方に暮れる中、助けを呼びに行ったはずの父親が突如家族の目前で炎に包まれる。
パニックに陥る家族を襲う異形の者達。
彼らは政府による核実験の被害者という設定なのですが、ようはただの山賊です。
心の清らかな娘もいますし、核実験との因果は含まれていないと思います。
特殊メイクがやたらリアルなのはちょっと気がひけますが・・。
※【ネタバレ有り】
僅か10分足らずの間に一気に地獄へ叩き落とされるファミリー。
丸焦げになる親父、それを見て精神を壊す母親、犯される次女、拐われる長女の赤ん坊、それを阻止しようとして撃たれる長女、酷すぎる・・。
まさに急転直下。
おかげで後半の復讐シーンは大盛り上がり。
スカッとすることこの上なし。臆病物で頼りない感じの長女の夫が、娘を救いだすためヒーロー化するのが良いですね。
ボス的なやつが自分達の受けた被害について語りますが、だからどうした?娘を返せという夫にシンクロしました。
アクションシーンのカメラワークも中々スリリング。
わんこも大活躍🐕
90点