週一映画館

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映画のレビューと音楽活動、筋トレブログです。

『薔薇の葬列』げに恐ろしきはオカマの執念

1969年 日
ジャンル・ドラマ
監督・松本俊夫
主演・ピーター

 

ゲイバー「ジュネ」の経営者と、ママ、従業員のエディの三角関係を描いた物語。

ゲイボーイを演じるのは皆本物のゲイ達。
役者ではないものの、普段から「女」を演じているためか演技も自然。
ゲイ達者とはよく言ったものです>やかましわ。

オカマとオイディプスギリシャ神話の登場人物)、それぞれの持つ背徳感が見事に調和したシナリオとなっていますが、主体はあくまでゲイボーイであり、オイディプスとの融合はタマタマだったようです(オカマだけに)>やめい。
○玉を潰すラストは旋律が走ります(オカマだけに)>その玉ちゃうやろ。

若かりし日のピーター綺麗ですね。
自分が物事ついた頃に見たピーターは既に化け物(失礼)だったのでびっくりです。
ダンスも上手くて、照明の中ゴーゴーを踊る姿につい見入ってしまいます。
思春期の青年の美しさは時に女性の美しさを越える、そんな一瞬が垣間見えます。

インタビューや撮影裏のシーンが度々挿入され、映画に集中できないのは×。
アングラ、カルト映画好きなら見ておいて損はないかと思います。

 

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