週一映画館

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映画のレビューと音楽活動、筋トレブログです。

『デッドライジング』実写化の意味なし

2015年 米
ジャンル・ホラー
監督・ザック・リポフスキー
主演・ジェシー・メトカーフ

 

カプコンゾンビアクションゲーム、デッドライジング2を実写化(1どうした?)
その場にある物をなんでも武器にできたり、色んな物を組み合わせることでより強力な武器に変えられるのがゲームの売り。
劇中でもそれを売りにしていたようですが、はっきり言って不完全燃焼。

なんか変な武器持ってるなー?ってだけで、それが何と何を組み合わせた物か一切見せないし説明もなし。
ゲームでは工作場面は省かれてましたが、映画ならそれをはっきり見せることができたわけです。
この時点でゲームを実写化する利点が全く考慮されてないと感じました。
ゲームではエレキギターとバッテリーを組み合わせることで、弾くだけでゾンビにダメージを与えるコンボ武器が作成できました。
これも演者の演奏次第でかなりの見せ場になったはず。
主人公が逃げ込んだ店内にギターがあったので期待しましたが、まさかガン無視とは?!(単体武器として使われることすらなかったのは、ギターメーカーからの苦情を避けるため?などと勘ぐってしまいます)

全体的に無駄なシーンが多いうえに、これといったハイライトシーンもないので、ファンはもとよりゲームを知らない人すら楽しめない作品だと思います。
細かい点で評価すべき点はありますが、どれもマニアックすぎるんですよねぇ・・。
ゲームは面白いです。

 

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