ケンジが少年時代に遊びで描いた予言書を実行しようとする、自称「友達」。
世界を滅ぼす未来を阻止するため、少年期の仲間が集う。
原作は未見。それにしてもつまらない。子供騙し(原作を見ていればまた感想も変わったのかも)。
ただケンジがシャッターの下りた商店街で弾き語りをする(正確に言うとし終えた後の)シーンが好きで、それを見るために3回も鑑賞していたりします。
自分はシャッターの下りた商店街の寂寥感が堪らなく好きなのです。
年末ともなればひとしおです。
その静けさの中鳴り響く無名のアコギサウンドが、より一層寂しさを引き立たせるのです(盛り上がってると逆効果)。
そして聞いてないふうでもなく聞いている若者二人。
「お兄さんの歌、撚くれてるけど嫌いじゃないよ」というしっかり聞いてくれていた事が分かる優しい言葉。そして「よいお年を」と去っていく。
なんか良いな〜。年末駅裏で歌ってた時を思い出します。
30点