週一映画館

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映画のレビューと音楽活動、筋トレブログです。

威嚇/イジメヲ止めさせる

学校でのイジメの解決策として、やり返すというのはハードルが高い上リスクも相当高くついてしまう可能性があります。
中途半端な抵抗はイジメをエスカレートさせるだけですし、かと言ってバットでフルボッコにしようものなら自分が傷害や殺人の罪に問われてしまうだけ。

ではどうすればいいのか?
リスクを最小限に抑え、尚且つ反撃と同等の効果が得られるものがあります。
威嚇です。

バットを相手の鼻先スレスレを目がけてフルスイングしてやるのです。
鉛筆を眼球ギリギリに突きつけるのもアリです。

躊躇や手加減はいけません。
中途半端がいけないのは反撃も威嚇も同じです。
相手を煽ることになるだけです。
タガを外す必要があります。

とは言え怒りに任せたりヤケクソでやってはダメ。
あくまで冷静に、慎重にやるのが絶対です。
練習を重ね、精度を磨く必要があります。

勿論暴行罪には該当しますが、逮捕されることもなければ前科がつくこともありません。
そもそもイジメてる側の暴力(殴る蹴る)は、暴行より上の傷害に当たっているのです。
それでも逮捕されることがないのは、学校の問題は民間(学校内)での解決が望ましいとされているため。

仮に威嚇で振ったバットが直撃したとしても、そこで止めれば過失を訴えることもできます「当てる気はなかった」と。
学校からの注意や制限はあるかもしれませんが、気にしなければ問題なしです。
それよりも、イジメる側と、イジメらる側の関係性か変わることが一番です。

ちなみにこの記事は暴行の推奨を目的とした記事ではありません。

『ショーガール』悪女vs直情型女

1995年 米
ジャンル・ドラマ
監督・ポール・バーホーベン
主演・エリザベス・バークレー

 

ストリップ小屋で踊りながらショーガールを目指す元娼婦のノエミ(ヒロインと、一流ショー「女神」のトップダンサーであるクリスタルとのバトルを描く。

人の神経を逆なでしてばかりのクリスタルも大概ですが、プライドが高くすぐカッとなるノエミの性格には心底うんざりさせられます。
普通こういう人間は孤立するものなのですが、変に周りがかまってくるのも気持ちが悪い。
そのせいか物語を通してヒロインの心の成長が一切感じられないのは映画としてどうなのかと。
ただし踊りとプロポーションは中々・・。

クリスタルの男の股間に跨り、ロデオさながらの激しいグラインド(尻コキ)を見せるノエミ。
それを爛々とした目で追うクリスタル(今にも一人で初めてしまいそうな雰囲気)。
そしてだらしなく果てる男。
ていうかモノも出してないのにイクなよ。

女性蔑視だとか下品すぎるとかで、ラジ―賞最低な映画に贈られる各部門賞)総なめとなってしまった本作。
面白くはないけど、最低とまではいかないかな・・まぁまぁエロ石。

 

50

3枚目始動

3枚目アルバム制作にとりかかりました。
モチベーションの低さに反して少し早めのとりかかりです。
というのも自分ももう50代ですからね。
若い頃に作った曲は、なるべく若い声で残しておきたいのです。自分で言うのもなんですが、声の若さはまだキープできています。
多分3~4年はもつんじゃないかな・・?
ちなみに進行状況は1%です。
ほんとやり始めたばかり、オールを漕ぎ出したばかりです。
とは言え漕がないことには進みませんから。

今回は相当ローペースになると思うので、3年くらいの期間で考えています。
時間がかかる主な要因は、静かな環境で一人きりになれる(録音できる)時間が少ないこと。
これが今年からまた一気に減りそうなのです。
いかに隙間時間を有効に使えるかがポイントです。

流石に4枚目は無理だと思いますが、なんとかこの3枚目は意地でも完成させたいと思っています。

最も好きな映画は?と聞かれれば

「1番好きな映画は?」と聞かれれば、自分は間違いなく「スタンドバイミー」と答えます。

初めてスタンドバイミーを見たのは80年代の終わり。
当時13歳で主人公たちの年齢(12歳)ともドンピシャ。
感情移入というかもはやシンクロ
自分もゴーディー達と共に線路を歩き、語り、ふざけ合い、短い夏を満喫していたのです(実際友人と橋梁の上を歩いたことも)。この映画を少年期に見れたのは本当にラッキーでした。
大人になってから見ていたとしたら、12歳の彼らに心から共感することは難しかったと思います。
1度深く共感した自分がいたからこそ、今では見るたびに当時(12歳の夏)にタイムスリップできる、唯一無二の作品となっているのです。

そんなに少年期に値打ちがあるのか?と思われるかもしれませんが、厳密に言うと少年期に友人と共に過ごした日々に値打ちがあるのです。
それは2度と手にするこができない宝物です。
劇中の最後に語られる「12歳のときのような友達はもうできない」という言葉がすべてです。
この言葉で締めくくられていることが、この映画をより良いものにいてくれています。

本レビューはこちら↓

『FALL フォール』鉄塔の上の2人

2022年 米
ジャンル・パニック
監督・スコット・マン
主演・グレイス・キャロライン・カリー

 

共にクライミングを趣味とするベッキーとその悪友ハンター

とにもかくにもハンターが馬鹿、とてつもない大馬鹿。
嫌がるベッキーを無理やり地上600mの鉄塔登りに誘ったばかりか、その頂上で一歩間違えれば死ぬかもしれないような自撮りを強要。

殺す気か?!
「あんたならできる」とか「恐怖を乗り越えろ」とか。
これでもしベッキーが死んだら身内にどう説明するのか?おまけに老朽化したハシゴを調子にのってガシャガシャガシャガシャ!
あわやハシゴと共に転落寸前のベッキー
その際、水とドローンの入ったバックが足場から15m下のアンテナの上に落下。
責任を感じてロープ一本で拾いにいくハンター。
「わたしが落ちてもせいせいするでしょ」って。

けどね、実際この状況で一人になるなんて想像したくもないわけですよ。
どんなに疎ましい相手でも隣にいてほしいと思うもの。
カイジでいうところの鉄骨渡りの心境。
「佐原(ハンター)がそこにいるだけで救われるっ・・・・人間そのものが希望!!」ってやつです。
夫を転落事故で亡くし、すっかり希望を失っていたベッキー
まさかこんな形で人の温もりを再確認することになろうとは。
しかしこのあと予期せぬ突風に吹かれるハンターであった(嘘)

この手の映画はとにかく自分ならこうすると色々考えるのが醍醐味。
部屋にいるのと600mの高さにいるのとでは、頭の回転も変わってきますけどね。

実際は電柱くらいの高さで撮影してるわけですが、それでも凄い迫力!
手汗ビッショリ!
見る時はおしぼり必携です。

 

70
Blu-rayリンク https://amzn.to/3VusHbC

『NY心霊捜査官』心霊とは・・?

2014年 米
ジャンル・ホラー
監督・スコット・デリクソン
主演・エリック・バナ

 

動物園で我が子をライオンの柵に放り込む事件が発生。
キーサ刑事は事件を調査していくうちに、動物園の壁に描かれた謎のラテン文字に辿り着く。

うーーーーん・・捜査っていうから、能力とか使ってもっとリアルな事件を解決していく話だと思っていたのですが・・。
行方不明者を探すとか殺人事件を解決するとか。

結局悪魔祓いですか(パッケージ見て怪しいとは思ってたけど)。
自分の勘違いとはいえ、ちょっと期待していた分、残念な映画という印象に終わりました。
たしかに心霊とは科学で説明できない不可解なものを示し、それには霊も悪魔も含まれてはいます。
ただ日本で心霊現象といえば幽霊の仕業と考えるのが一般的ですから。


ちなみに原題は「Deliver Us from Evil」”我らを悪から救いたまえ”。
いかにも悪魔祓いの時神父が口にしそうな言葉です。
原題の確認も重要ですね。
ってタイトルのことしか触れてないな・・(汗)。

 

30

当時遊び尽くした思い出の3DOソフト4選。


今回は3DOのゲームを4つ紹介。
3DOは94年にプレステサターンと共に発売された次世代ゲーム機です。
開発の大元が海外の会社なので、半分以上が洋ゲーでした。
アローンインザダークやりたさに買ったハードですが、当時初めて家庭用ゲーム機で触れた3Dゲームに凄く感動した記憶があります。
そんなわけで・・

 

アローンインザダーク洋ゲー
私立探偵のカーンビーを操り、化け物が巣くう屋敷から脱出する3Dアクション。
PCからの移植、そしてバイオの元祖。
ただし派手な武器もなければ仲間もなし。
女キャラを使っても萌える要素ゼロ。
一言で言うなら硬派

アクションも超シビア・・というかキャラクターが操作し辛い(いつも一歩多い)。
謎解きは既成概念を取り払わないと解けないようなものばかり。
親切心の欠片もないのは当時のゲームの特徴ですが、それゆえにやりがいもありました。

 

ザ・ライフステージ今でもシリーズが続いている「マイホームデザイナー(建築シミュレーションソフト)」の原型。
家の間取りと内装を作り、家具や小物を配置していく。
一般家屋だけでなく、ログハウスや洋館っぽいのも作れます。
たまにいかれたオブジェクトが混ざっていたりと、制作側の遊び心を感じます。
完成した家の中を歩き回ることも可能。
箱庭とはいえ、こんな家に住みたいという願望を形にできるのは素晴らしい。
本機で最も長い時間プレイしたゲーム。

 

Dの食卓
異世界に飛ばされた病院から脱出する3Dアドベンチャー
ムービーの途中でタイミングよくボタンを押すアクションシステムは斬新でした。
謎解きは適当にやってたら偶然クリアできたりして難易度低め。
メインはあくまでムービー。
まさに「見るゲーム」といった感じ。
他に類を見ない『D』の世界観は唯一無二
常に鳴ってるウ”---ンという音が不気味。
アクションメインになった「2」はとっつきやすかったものの、オリジナルの独特な世界観と雰囲気はほぼ無くなってしまいました。

 

オーバードライビン洋ゲー
リアルな車の挙動、低音静かなエンジン音、公道ならではのアップダウン、トンネルや林道に入った時の涼やかな感じとか、とにかく走ってて気持ちがいい
景色も綺麗。
一応ライバル車と競う体にはなってますが、ほぼドライブゲーム(タイムアップがないので)。
パトカーに抜かれると切符を切られてリタイアになります。
インパネは勿論、車によって細かな挙動の違いもあるので、そこに関心のある人ならもう一つ楽しめるかと思います。

 

ちょっと寄り道してしまいましたが、次回は思い出のPC(アダルト)ゲームを紹介して参ります。