週一映画館

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映画のレビューと音楽活動、筋トレブログです。

『ボブという名の猫』ジェームスという名の人

2016年 英
ジャンル・ドラマ
監督・ロジャー・スポティスウッド
主演・ルーク・トレッダウェイ

 

薬物依存症のジェームスが、ボブ(野良猫との出会いから、自身の更生に至るまでを描いた本「ボブという名のストリートキャット」を元に作られた映画。

本が多くの人の感動を呼んだのは、やはり彼のボブへの深い愛情と感謝の気持ちが伝わっていたからだと思うのです。

本作におけるボブの存在は、ジェームスのただの同居猫、或いは客引きパンダ程度にしか映らず、正直とても感動できるものではありませんでした。
ボブが主役というよりも、ジェームスが主役のサクセスストーリーという内容。
元を熟知している人なら、部分部分で感傷的になれるかもしれませんが。まだ内容も掴めていないわが子が、いなくなったボブがジェームスの所に戻ってきたのを見て泣いていました。
わが子が映画を見て泣いたのは初めてです(ホラーばっかり流してるからやろ)。
そっちに感動してしまいました。

 

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