2021年 米
ジャンル・ホラー
監督・ダーレン・リン・バウズマン
主演・クリス・ロック
独自の正義感からジグソウを模倣した罠を使って警官を処刑しているだけ。
生還できる可能性もあるにはあるのですが、仕掛けの内容がエグ過ぎるのでまず無理。
電車に轢かれたくなければ舌を引き抜けとか。
電車の衝突は一瞬なのでパニックになってる間に死んでしまいます。
指を潰すやつもそう。
痛みで反射的に装置を止めてしまいます。
その癖制限時間が短いのでやりきる前に死んでしまいます。
やはりこの辺り、ジグソウは秀逸でした。
覚悟さえ決めればやり果せる仕掛けだったのです。
本作を一言で言えば悪趣味。
無理難題をけしかけ、藻掻き苦しみながら死んでいく様を楽しむ、ソウにおける哲学部分を排除した、低俗な拷問処刑映画です。
むしろそういうのが好きな人にはお勧め。
演出だけ見れば実にソウっぽいんですけどね。
前作「レガシィ」で失望させられた人は二の舞いになるので要注意。
「おいおい俺がいなきゃこの体たらくかよ、ったくしょうがね〜な」
とひょっこりジグソウが帰ってこない限り（あの世から）、変わらないでしょうね。
ジグソ〜〜カムバ〜〜ック！！
70点
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