週一映画館

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映画のレビューと音楽活動、筋トレブログです。

願掛けの本当の意味

日本に古くからある願掛けという行為。
初詣なんか行くと必ずやるわけですが。
神様にお願いするわけです。
無病息災、無事故無違反、etc. . .
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そもそも願いとは何なのか?
調べると「願い」=「こうあって欲しいと望むこと」とあります。

望むのは自由ですが、何故にそれをわざわざ神社まで出向いて、さらにはお賽銭なる物を投げいれてまで行う必要があるのでしょうか?
ひょっとして神様に頼んでいるのでしょうか?
「わたしはこういった事を望んでいます。是非叶えてください」と。
だとしたら10円そこらで頼める事とはどんな事なのか?
知らない人に頼めるとしたら、「パン買ってきて。」くらいしか。いや、断られますね。500円は必要でしょう。

それはまぁさておいて、他力本願もいいとこです。
願うとは、まさに非力な人間がする行為です。
本気で何かを望む人は、いちいちそれを誰かに報告などせず、事を成すため密かに尽力するものです。

ただ、誰かに告げる事で、自身を戒める効果はあると思うのです。
その場合、相手が人間だと告げられた相手も困ってしまいますし、もし実行出来なかった気まずさだけが残ってしまいます。
その点神様は好都合なんですね。
なんせ存在しないわけですから!
後腐れゼロですよ。

わたしも毎年願掛けを致します。
「無事故無病でいられるのがわたしの望みです。
そのために事故を起こさぬよう注意します。健康でいられるよう食事に気をつけます。」と。
中々実行出来ていないのですが。
いい加減神様も聞き流しているのではないでしょうか?
いや、そもそもこんなオッサンの望みなんか、はなから聞いちゃいないでしょうよ。
へっ。