週一映画館

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映画のレビューと音楽活動、筋トレブログです。

『呪怨』ア"ア"ァ"ァ"

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2003年
ジャンル・ホラー
監督・清水崇
主演・奥菜恵

 
 
リングに並ぶ近代Jホラーのスタンダード。
夫に殺された伽倻子の怨念が、周囲の人間を飲み込んでいく
 
幽霊が実態をもって現れるというのは、最も初歩的且子供騙しといえる方法です。
リングにおいて一番怖くないのは、実は貞子がテレビから出てくるラストシーンだったりします。
呪怨はもう実態のオンパレード、次から次へと出るわ出るわ、まさにお化け屋敷ザ・ムービーです。
俊夫はただのギャグ?(エレベーターのシーンとかドリフのコントにしか見えない⦅幽霊に気付かないやつ⦆)

f:id:guiter8888:20220114110805p:plain呪い怨念といった目に見えないものを如何に見せるか?それこそがJホラーの醍醐味かと思うのです。
どちらかというと清水監督は、ビックリする=怖いという感性の持ち主のようで(インタビュー等からそれが伺えます。怖い例えとして、「夜中嫁さんとトイレで出くわした時」とか言ってましたし)。
実際ホラー映画よりも、お化け屋敷のプロデュースの方が向いてる気がします。

Jホラー界に加耶というキャラクターを生み出した功績は大きいです。
「ア"ア"ァ"ァ"」はやっぱり真似したくなります。
ちなみにあの気持ち悪い動きは逆再生によるものだとか。

 
評価:70