週一映画館

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映画のレビューと音楽活動、筋トレブログです。

『妖怪大戦争』河童が大活躍

f:id:guiter8888:20201212225259j:plain1968年 日
ジャンル・特撮
監督・黒田義之
主演・青山良彦


人間にとりつき傍若無人の限りを尽くす海外の妖怪、ダイモンを倒すため、日本の妖怪が一致団結して立ち向かう。

鬼太郎は出てきませんが、本作が実質初めてのゲゲゲの鬼太郎実写化映画ではなかったでしょうか?

被り物や着ぐるみの妖怪達はどこか愛嬌があり、暖かさを感じます。
油すましぬっぺっぽうの中身は子役ということもあり、動きがたどたどしく、それが上手い具合に日本妖怪特有のゆるキャラっぽっさを醸している気がします。

そして日本妖怪の弱い事弱い事、それもまた彼らの存在を身近で愛しいものにしているのかもしれません。f:id:guiter8888:20201212225316j:plain特筆すべきはやはり最後の百鬼夜行
妖怪の仮装集団が行進しているだけなんですが、これが何とも幻想的なのです。

大戦争とはありますが、どこか和まされる作品です。

評価70

♪ 夜霧よ今夜もありがとう ♪ 石原裕次郎 宅録 

f:id:guiter8888:20201205021022j:plain
石原裕次郎主演の同名タイトルの映画で使われていた曲ですね。
映画のために作られた曲ですが、晩年の裕次郎の代表曲となっていました。

この年代の曲、改めて聞くと沁みますね。
なんなんでしょ?
子供の頃肉ばかり食べてたのが、歳をとると野菜の方が好きになる。
肉に飽きたというより、野菜の美味しさに気付く感じ。
体質と感受性の変化はどこかで繋がっている気がします。


今回は無料公開されているコードをアレンジ、メロディは耳コピで、久しくヤイリのギターを弾きました。
こいつはとにかく音がでかくて、屋内でピック弾きすると声とのバランスがとれないのです。
で弾いてちょうど良い感じです。
これからライブもこの組合わせ(ヤイリと指)でいこうかと考えています。

『バタリアンリターンズ』ゾンビの宝石箱や~

f:id:guiter8888:20201201094316p:plain1993年 米
ジャンル・ホラー
監督・ブライアン・ユズナ
主演・メリンダ・クラーク


序盤からぐいぐいと核心へ迫っていく無駄の無さが◎

主人公がクソ野郎やビッチなのはバタリアンのお約束なのでしょうか。
メンヘラビッチな彼女(ジュリー)が、無謀行為で事故死したときの悲しいBGMが笑いを誘います。

男前で好青年(見かけだけ)の彼氏(カート)が、後先考えず怪しいガスで彼女を生き返らせてしまったからさぁ大変!というストーリー。
こんなえげつない映画には、どこまでも身勝手で陳腐なラブロマンスがお似合いです(良い意味で)。

マッド女研究員のシンクレアには、悪魔のえじきローズのような最も悲惨な最後を期待しましたが、意外にあっさり殺られちゃいましたね。
むしろどこまでも善人であったリバーマンが、一番酷い死にかただったのはトラウマです。

f:id:guiter8888:20201201094344p:plainジュリーの、全身ガラスの破片や釘等で自傷デコレートした姿は必見!
メンヘラ気取りの方は、是非ハロウィンの仮装にオススメです。
勿論フェイクなしで。
ていうかこんなんで攻撃しても、自分の体が余計ボロボロになるだけな気が。

一人一人に名前をつけたくなるような、ユニークな造形のゾンビが多数出でくるのもバタリアンならでは。

評価:90

『地獄の変異』トゥームレイダー2.1

f:id:guiter8888:20201127213624j:plain2006年 米
ジャンル・ホラー
監督・ブルース・ハント
主演・コール・ハウザー


人類未踏の地下洞窟を探検していくうち、未知の生物に遭遇するという定番ストーリー。
最終的に「あぁ、こういう系(ファンタジー)ね」と、飲み込めれば良いのですが、ディセントのようなガッツリホラーを期待して見ていると、肩透かしを食らう事になります。

クリーチャーとのバトルアクションが、概ねの見所となります。
VFXもこの年代にすれば頑張っているほうだと思います。

f:id:guiter8888:20201128111421p:plainララ・クロフトが一人交じってますね(笑)
崖を疾走し、ロープレスで別の崖へダイブして張り付くなど、中々のチートキャラっぷり。

正直子供騙しだとは思いますが、数少ない洞窟怖い系映画としては貴重な作品です。

 

評価:50

SASUKE 第38回への期待

いよいよSASUKEの出場者が決定しましたね。
今回コロナの中での開催とあり、海外からの選手はゼロ。
無観客という状況も、選手にどういった影響を与えるのか気になります。

今回はわたしが応援している選手をピックアップ。

又地君 菅野さん 荒木君 進悟さん 竹田さん
塚田君 圭太郎君 樽美酒 佐藤君 多田君
川口さん 山田さん 長野さん 漆原さん サスケくん

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長野さんはレジェンドですし身体能力も抜群なのは確かですが、しばらくサスケから離れていた事、トレーニングもしていなかった事(本人談)から、ファーストやばいんじゃないかと予想しています。

個人的に滅茶苦茶頑張って欲しいのは山田さん漆原さんです。
漆原さんは前大会のミス?が悔やみきれません。
あれなかったら3度目の完全制覇あったのではと考えると、今大会は是が非でも夢の続きを見させて貰いたい!!

山田さんは今大会がラストチャレンジのつもりと言っておられるので、なんとしても有終の美を飾ってもらいたい。
いや出来れば、「まだいけるな、俺」と思える成果を残してもらいたいです。
ただ個人的に、山田さんはもう少しダイエットすべきだとは思っています。
山田さんが衰退していったのは、年齢よりも体重のせいな気がしてなりません。
佐藤君菅野さんも同様に感じます。

サスケくんは規格外なのでしょうか?
このままいくとヤバイ気がしますが。
筋肉量が多いのは良いことですが、サスケでは不利に思えます。
サスケはパワー系よりも身軽さを必要とするエリアが絶対的に多いです。
サスケだもの(みつお)。

竹田さん進悟さんがいつになくガチなんで、相当期待しています。
やはり同じ40代、若い人に負けないサスケオールスターズの姿を見たいんですよ!!

近年最も強いサスケ愛を感じられる樽美酒、今大会こそクリフまで行って欲しい!
彼の口から「やれば出来る」をもう一回聞きたいです。

今年は12月29日放送です。
楽しみ過ぎます!!!

『十二人の怒れる男』十三人目になりたかった

f:id:guiter8888:20201115160722j:plain1957年 米
ジャンル・サスペンス
監督・シドニー・ルメット
主演・ヘンリー・フォンダ

 

親殺しの罪に問われてしまった少年。
父親からDVを受けていた事が原因なのか?
弁護士は特に反論もせず、裁判の結果は12人の陪審員に委ねられる。

有罪で死刑一択となれば、容易に有罪を主張できません。
もっと軽い刑はないのでしょうか?
無罪か死刑かって極端過ぎな気が・・。
これでは有罪を主張してる側が、あまりに外道に見えてしまいます。 

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もっと身勝手で凶悪な犯罪であった方が、一人だけ反旗を翻えしている男が、どう言い分を通してくるのかを楽しめたのですが。

自分も有罪派に紛れ、無罪を主張してくる男と戦いたかったのが本音です。
そして見事に偏った考え方を中和してもらいたかった。
わたしなどは、日本の少年犯罪に対する処遇において日々憤りをかんじてますから。

思っていたのと違っていたので個人的評価は低いですが、密室劇としては時間も短く、中々面白かったです。

 

評価:60

気持ちのアンテナ

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先日ラジオで、書道家武田双雲さんがゲストとして話しておられたのですが、正直ポジティブ発言が鼻につく人だなと思っていました。
ただその中で、とても心に響く事を言っておられたのです。

「感謝をしていれば感謝をさせてくれる人が現れる」

「怒りを感じていれば怒らせてくれる人が現れる」

気持ちが先なんだという話。

気持ちというアンテナを立てることで、それに応じた人がやってくる(目につく)という事ですね。

なるほど、わたしなどは世の中に不満ばかり抱いていますから、毎日何かと腹を立たせてくれる輩が現れますもの。

これは良い事を聞きました。
これからは森羅万象に感謝し、心穏やかに過ごしていこうと思います(無理)。