週一映画館

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映画のレビューと音楽活動、筋トレブログです。

カップ!!出てこいや!!!!(高田延彦調)


自分でカップセットする必要があるセルフカフェの販売機。
うっかりカップをセットし忘れると、コーヒーを丸々流してしまうことになります。
途中で気がついても、お金を入れてボタンを押した瞬間カバーロックされてしまうため、後の祭りです。


自動でカップがセットされるタイプの販売機に慣れている人にとって、カップをセットするという動きがそもそも意識外なのです
カバーがしてあれば尚更です。
ちなみにコンビニではカップを手渡しされるので戸惑うことはありません。

結論から言うと、このような販売機はカップをセットしないとボタンを押せないようにすべきです。
もしくはカバーを付けない、と言いたいところですが、付けている理由もあるはずなのでそこは妥協します。
問題は全流しして客に丸損させるより、途中でカップを取られるリスクに対する処置を優先していることです。

カップは自動ででてきません」
という注意書きも、お金を受けとっておきながら、結果的に商品を渡せなかった理由にはなりません。
客は納得しているのではなく、諦めているだけです。

カップをセットし忘れただけでコーヒーは飲めないわ、お金も返却されないわ、購入者側の
リスクが大き過ぎます。

店側として弁償義務がないのも分かります。
だからこそ余計に、こうならないための事前措置が必要だと思うのです。
ぷんぷんにんにんワンワン。
 

『モンスターズ』AKIRAに魅入られし男


2014年 日
ジャンル・サスペンス
監督・中田秀夫
主演・藤原達也



他人を自在に操れる能力を持つ●也
「俺は何のために生きている?」と、己が倫理と戦う素振りを見せながらも、結局やりたい放題。

自分の思い通りに動かせる世界を「俺の世界」と言っていることからも、●也が自分本意で協調性のない人間だと分かります。
自分を「俺は化け物じゃない!」と否定していますが、力に頼り外道を歩み続けてきた●也は、正真正銘化け物です。
他者との共存を選んでいれば、力の有無とは関係なく人間でいられたはず。

●也目線からの葛藤と、誰もがこうなってしまう可能性を示唆する演出に、少々苛立ちをおぼえてしまいます。

ただ山田孝之(唯一力が通じない男)のギャグ体質設定のおかげで、上手く調和された感じ。
最後は●也が警官に撃たれて、「なんでだよ?!」と不条理を説いてくれれば完璧だったのですが(コメディとして)
常時プルプルしてる藤竜もなんか笑える。

母親が少年期の●也に「これ読んでなさい」と買い与えていたのがAKIRAというのは中々感慨深い(いやだからこんなの読ませるから・・)。


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腕ばかり疲れる

懸垂は背中腕立て伏せはと、効かせる部位が種目により変わるわけですが、実際本来効かせたい部位に効かせるにはかなり正確なフォームが必要になります。
漠然とやってしまうと、腕ばかり疲労して胸や背中には全く効いていなかったりします。


では正確なフォームを意識すれば、腕が全く疲れないのかと言うとそんな事はありません。
懸垂も腕立ても腕が支柱となっているため、疲労は避けられないのです。
しかも胸や背中にくらべて筋肉の小さな腕は、必然的に先にへばってしまいます。
つまるところ、胸や背中に十分な負荷をかけるには、そこまで耐えられる腕力が必須だという事になります。


背中や胸は分厚いのに、腕が華奢な人はまずいません。
とは言えダンベルなどで腕を鍛えまくるより、正確なフォームを意識しながら腕立てや懸垂をやって腕力を高めるのがベターです。
十分な腕力がない状態でやる正確なフォームの腕立てや懸垂は相当きついはずです。


回数やっても全然胸や背中が厚くならない人は、より回数をこなすために、あえてきつくないやり方になっているのです。

ただし間違ったフォームでやると関節等を痛める場合もあり、それをキツイ(効いている)と勘違いしがちなので注意が必要です。

『ラストクリーク』ノンサバイバル

 2019年 米
ジャンル・サスペンス
監督・ジェン・マクゴーワン
主演・ハーマイオニー・コーフィールド

 

森道で迷うソーヤに言い寄る怪しげな兄弟
親切心を装いながらも威圧的な態度の二人に「あなたたちといると落ち着かない」ときっぱり言い捨てるソーヤ。
気も強いが喧嘩も強い!
大の男二人を素手で瞬時に撃退するも、足に傷を負ってしまう。

パッケージとキャッチフレーズからも、ヒロインが森に身を潜め、悪党を逆狩りしていく、女サバイバル系だと予想していましたが・・。

貧血で意識が朦朧としていたところを突如現れた謎の男に助けられるも、気の強さが災いして手足を拘束されてしまいまいます。

男の目的は?敵か見方か?
なるほど、この謎の男の正体が話のメインなのか。
しかし男の正体はあっさり判明。

なぬ!?

中々に期待と予想を裏切ってくる展開。
サバイバルどころか、男のトレーラーハウスでぬくぬく(びくびく)と共同生活を満喫。
かなりのサバイバル能力を持っていそうなヒロインだったので、もっと追い詰めて欲しかったところ。
黒幕とのラストバトルも拍子抜け。

サスペンスとしてはまずまず。
サバイバル要素を期待していた分、肩透かしを食った感じ。

 

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意識すべき点を学ぶ


「踵から着けて歩くように意識すればしっかり歩けますよ。」看護師さんがリハビリ中のおばさんにかけていた言葉に、なるほどなと思いました。

年寄りの歩き方を見ていたら摺り足だったり、足が浮いていてもベタ足だったり。

しっかり歩くというと若者のようにしゃきしゃき歩くことかと思いがちですが、そうではないんですね。
踵から着いていないと重心が不安定になるし躓きやすい。
年をとって歩けなくなるのは筋肉の衰えが原因ですが、それで歩き方が悪くなってくるのも拍車をかけているのかもしれません。

若い時は無意識に出来ていたことが、年をとると意識しないと出来なくなる
逆に言えば、意識する点さえ分かっていれば、ある程度現役に近い動きを取り戻すことも可能なのだと思います。
「もう歳だから」と諦めてしまう前に、意識すべき点を学ぶ必要がありそうです。

『テリファー』ギコギコしないで

2016年 米
ジャンル・ホラー
監督・ダミアン・レオン
主演・キャサリン・コーコラン

 

ハロウィンパーティーの帰り道、タラドーンは酔いを覚ますため立ち寄ったピザ屋で不気味なピエロと遭遇する(以下予想通り)。

誰一人感情移入できない登場人物達と、ペラッペラのストーリー。
ゴアとピエロのキャラクターのみを売りにした作品。
ただしそのインパクトは絶大!
中でもこれはちょっとヤバイなーというシーンを2つご紹介。

まずは逆さ吊りの全裸パリピー(ドーン)を、股からノコで真っ二つに裂いていくシーン。
パリピの震えともとれる痙攣?がリアル(おっぱいもプルプル)。
黒いショーツを強引に剥ぎ取ったあと、あそこを見て鼻を鳴らすピエロ。
そしてニヤリと笑ってからのギコギコ・・。
割れ目に食い込むノコが何ともエロティック。
でも一番やばいのは、その一部始終をタラに見せつけていること。「見て見てーこんなことやっちゃってるよーんほらほらーん♪」と言わんばかりの狂気アピール。
この顔である。
グロ描写以上に、精神的にくるものがあります。
ていうかなんでタラずっと見てんの?

2つ目は殺したおばさんの頭皮胸部を自身に張り付けてのセクシーウォーク。
レザーフェイスならぬ、レザーヘッドパイレッツなのです。
細身で似合ってるのがまた一段と不気味。
ピエロの強烈なキャラを印象づける、本作のメインとも言えるシーン。あとやっぱり気になるのは、ヒロインの馬鹿行動。
何度致命傷を与えても止めを刺ささない、自ら電撃殺虫器に飛び込んでいくカメムシの如き習性、ここまで酷いと同情できません。
ライフの無駄遣い甚だしい。
「もういいから○ね」と言いたくなります(酷いなオイ)

 

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『大魔神』カーカカカカ

1966年 日
ジャンル・特撮
監督・安田公義
主演・藤巻潤

 

庶民を従わせるため、彼らの崇拝する魔神像を破壊しようとする権力者。
まぁそんなことをすればどうなるか?予想通りの展開結末でほっこり。

しかし悪を一掃したあとも暴走を止めない大魔人
男の制止には従わないが、綺麗な女性が頼めば言うことを聞いてくれる魔神に、親近感を覚えずにはいられません。
いつの時代も世を救うのは汚れなき少女の涙、なのですね。
これが不細工だとどうなるんでしょう?
ハニワ顔に戻って安心した瞬間踏みつけられるとか。

怒ると怖い顔になることで有名な大魔人ですが、個人的に普段のハニワ顔の方が怖く感じてしまいます。
アシュラマンキン肉マン)の影響でしょうか?
怒りの顔が同じ(というか大魔神がモデル?)なせいか、子供の頃からアシュラマン大魔神という風に勝手に刷り込まれていました。
怒りの顔よりも、表情のない冷血の時が一番怖いんですよね。

 

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