週一映画館

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映画のレビューと音楽活動、筋トレブログです。

SASUKE第40回大会感想


ファーストから見所満載!記念大会に相応しい幕開けとなりました。
個人的に同年代(40代後半)のクリアには胸が熱くなりましたね(40回大会だけに)。
9大会連続ファーストリタイアの進悟さん、21年のブランクがあるケイン
二人のクリアは本当に嬉しいです。

24年ぶりの日本人女性クリア者となったあやのさんも凄い!
何より日本人女性のサーモンラダーを初めて見れたことに感動です。
SASUKEできる女子ってカッコいいですよね。

残念なのは又地君。
メンタル的な事が原因だったようですが、実力者だけに・・正直「何やってんだ?(叱咤激励の意で)」ってなりましたね。

今回はフィッシュボーンでリタイアとなった山田さん。
から上がった後の「しゃぁあああっ!」という怒鳴り声には良い意味で鳥肌がたちました。
場が凍りついてましたね。
悔しさを噛み締める良幸君の表情に何ともいたたまれない気持ちに・・。

原因はおそらく前を見ずにいきなり足元を見てスタートしてしまったこと。
注意点を熟知している山田さんだけに、余計に腹立たしかったのだと思います。
近年「楽しむ」スタイルが定着しつつあるサスケですが、「己との戦い」が根底にあることを思い出させてくれた瞬間でした。

松田さんは引退を表明されてましたが、今回の結果は本人も周りも納得いってないはず。
ただの凡ミスですから。
引退は普通に取り消しでいいと思います。

2ndは今回5秒の時間短縮。
これはちょっとやめてほしいですね。
ただでさえ心肺機能重視のステージなのに、年長者にはキツすぎます。
1秒を切るクリア者続出でしたし、事故が起きそうで怖いです。
漆原さんも死にそうな顔になってましたし。

3rdでは完全制覇を狙える面子が揃い踏み(又地君・・)
多田君、桂太郎君、良幸君の三人が見事前大会のリベンジに成功!
サスケ君にして3rd適正最強と言わしめる桂太郎君のクリフバーチは、おそらく自分にとって今大会一番の見所だったと思います。
そして予想通りの早さと強さ(指先の)!
本来鬼門となるこの二つが得意エリアとか、カッコ良すぎるんですけど。

日置さんと冗談を言いながらエリアを進んでいく漆原さんも新鮮でした。
「このために生きている」と呟き、皆の声援に答える漆原さんはやっぱりカッコ良い!
新ファイナルは正直予想できてました。
上昇系で追加できる物は限られてますからね。
おまけにクライマーの発案となればこれしかないでしょ。
スパイラルクリフハンガーはわたしの発案なので、追加される時は一声かけてもらいたい(笑)

挑戦者多田君、良幸君、サスケ君
三人共最初のライミングは早かったと思います。
ただその後のサーモンで普段のスピードが出ず・・。
ライミングで予想以上に腕の力を奪われたみたいですね。
それでも完全制覇にあと一歩のところまで肉迫したサスケ君
多田君が酸欠で死にそうになってた事からも、改めて化け物だと感じました。
一昔前に超人類なんて言葉がハヤリましたが、このまま行けばSASUKEによって本物の超人類が生まれる日も近い気がします。

ポルノの進化と少子化


少子化の原因は色々ありますが、あまり面だって言われないものの一つにポルノの進化があると思います。

最近のアダルトビデオはジャンルの細分化が凄まじく、あらゆる性癖に対応しています。
(時間を止めるとか非現実的な物まで・・)。

マニアックな性癖のアダルトビデオを見続けると、平凡な性行為で満足できなくなってしまいます。
パートナーが見つかっても、子供ができる前にセックスレスになる可能性もでてきます。

リアルドールの進化は本当にエグいです。
それこそビニール人形のような物から始まり、昨今に至っては本物さながらのクオリティにまで進化しています。
髪型や服装は勿論顔や体系まで選べるほか、「冷たい動かない」という姓処理を目的とした不満を解消するオプションまで存在しています。
しかも値段は15万〜30万とリーズナブル。
おまけにほぼ中華製外からも内からも日本は中華に侵略されていっているのです)。

性行為をネタにした自慰行為の原点が妄想だとすれば、今のリアルドールは間違いなくその最たる物だと思います。

性行為の疑似体験がリアリティを持てば持つほど現実の性行為に対する理想は希薄になっていきます。
そして諦めが加速していくのです。

若者はとにかく現実を謳歌することです。
パートナーがいないからと言って現実外に逃避してしまうとあっという間に歳をとってしまいます。
「そんなの関係ねぇ!気持ち良ければオールOK!ポルノ万歳!」
と言うわけにはいかないのです。
今の若者が年老いた時には完全に年金制度は崩壊しています(このままいけば)。
やれ社会が悪い、ポルノが悪いと言っていられないのです。

『新死霊のしたたり』クリスマス映画?

1990年 米
ジャンル・ホラー
監督・ブライアン・ユズナ
主演・ニース・ハンター

 

クリスマス映画と言えば悪魔のサンタクロース
本作はそのシリーズ4作目、なのに邦題は新死霊のしたたり
紛らわしいな~。
しかもサンタゾンビも出てきません(どないやねん)。

本作には出てくるのは巨大な
こいつがグロいのなんの、虫嫌いの自分にとって地獄のような映画です。
ホウキで対抗しようとするキム(ヒロイン)ですが、こんなもん飛んできた日にゃあんた・・。
我が家のクシャナ殿下(嫁)は、ひたすら「焼き殺したい」と呟いておいででしたが・・。

キムがとにかく不潔
台所のゴキに驚いてパスタを床にばら撒きますが、掃除もせずに出かけてしまいます。
そんなんやでゴキ出んねんて。
美人でもこんな女と結婚したらエライ事になりますよ。

ただこれらの虫が現実なのか幻覚なのか今一よく分かりません。
天狗の鼻をつけた男に犯されるキムですが、自分はてっきりこの鼻を・・(自粛)

怖いもの(虫)みたさで、たまに見たくなる映画。

 

60

『シャレード』オードリーが挑む本格?ミステリー。

1963年 米
ジャンル・ミステリー
監督・スタンリー・ドーネン
主演・オードリー・ヘプバーン

 


友人と一緒にスキー旅行を楽しむジー(オードリー)。
そこへ声をかけてきた中年男性のピーター
夫との別れを考えていたレジーナがそれとなく相手をしていると、ピーターも妻と離婚したばかりだと言う。
・・黄昏流星群かよ」と思っていたら、レジーナの帰宅と共に事件勃発。
夫が何者かに殺され、おまけに夫が残したと見られる大金目当てにレジーナまでもが命を狙われるはめに。

恋愛劇メインではあるものの、ミステリーもよく練られてます。
そして物語以上にミステリアスなピーター。
ジーナが落ちて(恋に)しまうのも頷けます。
ついでに犯人も落とされちゃったりなんかしちゃったりなんかして・・(死)

駅で追い詰められるシーンは中々スリリング。
終盤までのシビアさに反し、オチが清々しいのも◎
そこそこアクション性もあって、男も楽しめる数少ないオードリー作品だと思います。

 

70

♪近道♪ オリジナル曲

 失敗も成功も自分の人生です。
そうやって右往左往しながら歩んできた自分の道のりを振り返った時、後悔ではなく、これで良かったんだと思える人生を歩んでいきたい。
そんな気持ちを綴った曲です。

これもまた若い時だからこそ書けた詞です。
今では折返し地点もとっくに過ぎて、後悔後を立たずの状況です。
それをネタにするというかそのまま書くのもありなのですが、そういう曲は個人的には聞くのも歌うのもまだまだ抵抗があります。

自分は大のまっさんファンですが、やはりお年をめされてからの曲は肌に合いません。
いくつなっても、若い時の曲を歌っていて欲しいと思ってしまいます。

『TUBE チューブ 死の脱出』夏を刺激して止まないタイトルと衣装

2020年 仏
ジャンル・スリラー
監督・マチュー・トュリ
主演・ゲイア・ウェイス

 

道路で自殺を図ろうとするリザ
たまたま車で通りかかった男にピックアップされるも、車中で襲われ・・
目覚めるとそこは、ダクトへ通ずる穴しかないゲージの中。
出口を求め入ったダクト内で、あらゆるトラップに襲われるシチュエーションスリラー。

リミットキューブを足したような閉塞感、見てるだけで息苦しくなります。
本作の醍醐味はやはりトラップ。
天井が落ちてきたり、目の前からプロペラが迫ってきたり、どれもありきたりなんですか、這うのがやっとのダクト内だとスリル倍増!焦りが尋常じゃないです。

途中化け物や死者が現れたり、おそらく現実の世界ではないのだと思います。
個人的には宇宙人に拐われた説を考えます。
目覚めると着せられていた、HOT LIMITみたいな全身スーツ。
デザインもそうですが、パラレルワールド死後の世界なら、着せ替えられる必要性を感じないからです。
他にもエイリアンらしき物が出てくるシーンがある等、理由は色々あります。
意図は分かりませんが、何かの実験・・?
なんにしてもこういう答えのない映画大好きです。

 

70

『絞殺』感情移入を許さない家族の面々

1979年 日
ジャンル・ドラマ
監督・新藤兼人
主演・音羽信子

 

裕福な家庭の中、優踏生としての期待を一身に背負い育った
ある事件をきっかけに父親への憎悪が爆発。
凄まじい家庭内暴力が始まる。

もし自分の家庭がこんなことになってしまったら・・と、考えさせられる内容ではあるのですが、事実よりも脚色変更と憶測部分がメインとなっており、感情移入が難しくなっています。

親としての責任云々よりも、あくまで保身のために息子に手をかける父親。息子に異常な愛情を示す母親。
母親に欲情し、父親への嫉妬を募らせる勉。
母子のドロドロとした性愛劇です、これは。

実際の事件を元にしているだけに、少々不謹慎にも感じてしまいます。
でもこれで良いんです。
何故なら最後が怖すぎるから。
もし父親なんかに感情移入していたら、ショックと恐怖でトラウマになるところでした。
これを緩和させるための脚色変更でもあったのでしょうか。

 

90