どこまでも被害者に厳しく犯罪者に優しい国、日本。
果たして正義などと言う者は存在するのか?
わたし達が崇拝する正義とはどのようなものなのか?
実在する悪に対し、その存在は極めて希薄で、あやふやです。
正義とは弱者が考えた妄想の産物にすぎません。
綺麗事、偽物、勘違い、都合の良い存在。
大義名分を抱えている分、余計にたちが悪かったりもします。
悪は更正などしません。
正義に比べ実直でぶれない性質です。
前述した通り、正義とは薄弱でぶれぶれの存在です。
そんな物にあえて成り代わろうとする者などいないのです。
実際は正義の方があっさり悪に移行したりします。
悪は正すものではなく、滅ぼすものです。
ただそれができるのは正義ではありません。
悪です。
死刑など法律に基づいているというだけで、殺人には違いないのです。
殺人に大義名分が乗っただけです。
殺人を悪とするならば、悪なくして悪を滅ぼせないという事になります。
目には目を~とはよく言ったものです。
正義を貫くことでは誰も救われないのです。